免停注意!スピード違反の点数や罰金について

免停注意!スピード違反の点数や罰金について

警察庁による交通違反取締り件数の統計データ(2015年)においても170万件を超え、最も多い違反件数となっているのが通称「スピード違反」。

速度が速くなるほど視野が狭くなり運転操作に悪影響を与え、より重大な事故へとつながるリスクが高まります。

危険性を理解していてもついついやってしまうスピード違反の点数や罰金について。

スピード違反の点数や罰金

スピード違反は道路と速度に応じて点数などが細かく区分されています。

当然ながら規定の速度を超過するほど加点も反則金も増えるので注意。

一般道路での点数や罰金

規定の速度を超えるごとに区分が細かく設けられており、最初は1km/hから15km/h未満で、それ以降は5km/hごとに点数もしくは反則金の金額が増し、一般道路では30km/h以上になると刑事処分の対象となります。

速度
km/h
点数反則金
大型普通二輪原付
50以上12刑事処分
30~496刑事処分
25~29325,00018,00015,00012,000
20~24220,00015,00012,00010,000
15~19115,00012,0009,0007,000
1~14112,0009,0007,0006,000

高速道路での点数や罰金

こちらも一般道路と同様に細かく区分が設けられています。

ただ、一般道路よりも速度を出しやすいこともあり一般道路での違反よりも区分が細かく設けられており、若干ですが刑事処分には至りにくい規定となっています。

速度
km/h
点数反則金
大型普通二輪原付
50以上12刑事処分
40~496刑事処分
35~39340,00035,00030,00020,000
30~34330,00025,00020,00015,000
25~29325,00018,00015,00012,000
20~24220,00015,00012,00010,000
15~19115,00012,0009,0007,000
1~14112,0009,0007,0006,000

スピード違反による免停処分

スピード違反による免停処分

スピード違反においても注意したいのが一発免停処分。

免停(免許停止処分)は「行政処分歴」に応じて免停までの点数は異なります。

運転免許制度における行政処分とは免停や免取(免許取消処分)などの処分のことで、行政処分歴とはこの免停や免取となった回数を意味しています。

これまでに免停や免取になったことがなければ行政処分歴は0回となります。

例えば行政処分歴が0回であれば6点以上で免停処分となりますが、一般道路で30km/h以上、高速道路で40km/h以上のスピード違反でつかまった場合、たった1回の交通違反でも免停処分となるので注意しましょう。

点数行政処分歴
なし1回2回3回4回
以上
1
290日120日150日
3120日150日180日
460日150日取消取消
560日取消
630日90日
730日90日
830日120日
960日120日
10-1160日取消
12-1490日

速度超過による交通違反は件数が多く、同じ人が何度もつかまるというケースも少なくありません。

例え10km/h程度の速度超過であっても、6回繰り返せば免停処分となることは同じなので注意しておきましょう。

関連記事:「運転不可?免停の点数と免停期間について」

いくつ超えたらスピード違反に?

いくつ超えたらスピード違反に?

道路交通法ではいくつからと具体的な数値ではなく、「規定の最高速度を超える速度」と書かれているので、基本的には1km/hでも速度を超えれば法律上は違反となります。

以下は速度違反に関する道路交通法の条文。

最高速度
第22条 車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない。

…ただし現実的にはこの規定が曖昧となっている部分も多々あります。

現状では交通量や道路の状況などの車の流れや安全性を考慮し、ケースバイケースで合わせていくしかないかなとは思いますが。

不安な場合は周囲の状況に合わせるのが基本。

全体的に車の流れが速い場所ではそれに合わせる感じの速度、周囲に車が少ない場合は速度を控えめにするといった状況判断もポイントです。

規定と現実の曖昧な部分は慣れと感覚で覚えていきましょう。

標識のない区間での速度

道路標識のある区間ではそれに従うだけなので問題ありませんが、標識の設置されていない区間というのも少なくありません。

そんな場合は前項目でも確認した「道路交通法の第22条」にも記載のある通り、道路標識等のないその他の道路においては、「政令で定める最高速度」と記載されているためこれに従わなければいけません。

普通自動車であれば高速道路は100km/h、一般道路では60km/hが法定速度となりますので覚えておきましょう。

種別一般道路高速道路
普通自動車60km/h100km/h
軽自動車60km/h100km/h
大型自動車60km/h80km/h
自動二輪車60km/h100km/h
原付30km/h

※ 道路交通法施行令の第27条で高速道路、第11条では一般道路での速度が具体的に規定されています。

標識の有無について注意しなければいけないのが見落とし。

運転そのものに慣れていない運転歴の浅い人、運転疲れや車の速度が高まるほど見落としが多くなってしまうので注意が必要です。

速度違反の取締り方法

スピード違反を取り締まる方法は大きく分けると3つ。

ネズミ捕りと呼ばれる複数の警察官で行なわれる取り締まり方法、特に高速道路で覆面パトカーによるものが多い追尾での取り締まり方法、道路に固定式で違反車両を自動撮影するオービスによる取り締まり方法。

これらについては各項目にて詳しく解説していきます。

ネズミ捕り

ネズミ捕り

一般的にネズミ捕りと呼ばれるのが「有人式一般速度取り締まり」。

違反者が多く出そうなスピードの出しやすい道路、切符を切るスペースが確保できる道路で行なわれることが多いです。

路上に速度を計測する測定器を設置し、現場を確認する担当やその先の道路で待機する担当など、担当を割り振って複数の警察官で行なわれる取り締まり方法。

車の速度を計測する機械には「レーダー式」と「光電式」があります。

レーダー式は車に電磁波を照射し、反射した電磁波から速度を計測するというもの。野球でピッチャーの球速を計測するスピードガンと同じく、「ドップラー効果」と呼ばれる原理を利用して計測しています。

光電式は2つで1組の計測器で、道路を挟むように設置、その間を通過した車の速度を計測するというもの。

追尾

追尾

後ろから一定距離追尾するのが「高速機動隊取り締まり」。

一定距離の追尾によって速度を測定するという方法で、このとき覆面パトカーや白バイも同じ速度で走行することになります。

ちょっと速度が出ているとき、後ろからぴったりと同じ速度で走行している車両には要注意ということです。

ちなみに、このとき同じく速度超過することになってしまう警察車両も、「緊急自動車の要件」として赤色灯の点灯は義務付けられています。

オービス

オービス

通称オービスと呼ばれる「速度違反自動取締装置」による取り締まり方法。

一般的なのは固定式ですが、2016年3月より一部の地域では移動式のオービスが実働を開始しています。

※ 2016年11月時点では埼玉県、岐阜県のみ。

いずれの場合においても設置区間には「自動速度違反取締装置」という「警告板(看板)」が必ず設置されています。

警告板が設置してあるとはいえ、走り慣れない道路や夜などの時間帯、特に高速道路で起こりやすい漫然運転(ぼんやり運転)だと見落としがちになるのでご注意。

関連記事:「光ったらアウト?オービスの速度判定と罰金」

スピード違反の危険性

スピード違反の危険性

「危険性なんて百も承知!」と、わかっていても出てしまうのがスピード。

ここではあらためて速度を超過することの怖さについてのおさらい。

見える範囲が狭くなる?

人の視野角(視野角度)は通常時で180~200度(左右両眼)といわれており、この角度は前を向いていても横に置いたものがおおよそ認識できる範囲になります。

しかし、車の運転時は40km/h程度の速度でも半分の100度程度まで低下し、100km/hでは半分以下となる40度程度まで低下するといわれています。

よく、交通事故を起こした加害者が「突然人があらわれて…」という供述をしますが、これこそまさに視界が狭くなることを物語っていますね。

制限速度内であれば認識できる範囲も、速度が高まるほど視野が狭くなり見えなくなるため、重大事故につながるリスクが高まるというわけです。

衝撃力が何倍にも増大?

車が衝突したときの衝撃力は速さの2乗に比例。

つまり、車の速度が2倍であれば衝撃力は4倍になり、速度が3倍であれば衝撃力は9倍になるということです。

車のガラスは見るからに頑丈そうに見えますが、速度によっては人がガラスを突き破り車外放出するケースもあるのです。

車外放出に至ると硬いアスファルトに体を打ちつけるだけでなく、後続車と接触する危険性も高くなります。

想像以上に止まれない?

速度が速くなるほどに増大するのが「制動距離」です。

運転でいう制動距離とはブレーキをかけてから車が完全に停止するまでの距離。

この制動距離は「(時速×時速)÷(254×摩擦係数)」という計算式で算出できます。

乾いたアスファルトの摩擦係数が「0.7」とされているので、時速50km/h程度の速度でも制動距離はおおよそ14.1mも必要となることが計算できます。

例えば時速50km/hの1.5倍となる75km/hの場合、制動距離は約31.6mとなるため時速50km/hのときの2倍以上の制動距離となるのです。

時速100km/hの場合では約56.2mと時速50km/hのときの3倍以上に延長されます。

50mといえばオリンピックのときの競技用プールの長さと同じということ。

想像以上にとても長い距離で現実味を感じないかもしれませんが…。

これだけでも速度超過の危険性が伝わるのではないかと思います。

スピード違反での刑事処分や罰金

スピード違反でも加点と反則金で済む区分はいわゆる「青切符」が交付されますが、刑事処分の対象となる速度違反は「赤切符」が交付されます。

例えば一般道路で30km/hを超える速度超過でつかまった場合、点数制度による6点の加点に加えて、刑事処分による懲役又は罰金という重い処分になります。

有罪が確定すればその時点で前科がつくことに。

また、勘違いされることも多いですが「行政処分+刑事処分」の両方が生じるため、免停処分にもなりますし罰金も科されるということです。

速度超過による刑事処分は罰則により以下のように定められています。

罰則
第118条 次の各号のいずれかに該当する者は、6月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。
第118条 第1号 第22条(最高速度)の規定の違反となるような行為をした者

「10万円以下って実際にはどのくらい?」

過去の判例をもとにした一般的な目安は、刑事処分となる最低の30km/h程度であればおおよそ5万円前後、80km/h以上の超過であればMAXである10万円が目安に。

関連記事:「まとめ!交通違反点数と反則金の一覧」

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