運転OK?アルコールが分解されて抜ける時間

運転OK?アルコールが分解されて抜ける時間

お酒と車…どちらも両立させる上で、知っておくと役に立つのが「アルコールが抜けるまでの時間」かなと思います。

お酒を飲んでからどのくらいの時間が経過すれば酒気帯び運転ではなくなるのか?飲んでも寝ればすぐに抜ける?お酒をなるべく早く抜く方法などについて。

アルコールが抜けるまでの時間

お酒を飲んでからアルコールが抜けたといえる状態になるまで、体内では多くの要因が絡み複雑な変化が起こります。

時間の計算に大きく関係してくるのは主に体重、飲酒量、アルコール度数。

そして体調などのその他の要因も関係してくるのです。

計算上では目安となる大まかな数値は算出できますが、体調や睡眠など計算できない要素が絡んでくると数値は大きく変動することも。

…なので、計算方法は一般的なものではありますが、そうした「不確定要素」も深く関係してくるということを理解した上で、利用することがすすめられます。

お酒の種類や体重別でまとめた一覧が以下の通り。

ビール(5%)1缶 350ml
缶チューハイ(5%)1缶 350ml
体重1缶2缶3缶
50kg2時間48分5時間36分8時間24分
55kg2時間33分5時間06分7時間39分
60kg2時間20分4時間40分7時間
65kg2時間10分4時間19分6時間28分
70kg2時間4時間6時間
ストロング系チューハイ(8%)1缶 350ml
体重1缶2缶3缶
50kg4時間29分8時間58分13時間27分
55kg4時間05分8時間09分12時間14分
60kg3時間44分7時間28分11時間12分
65kg3時間27分6時間54分10時間21分
70kg3時間12分6時間24分9時間36分
ハイボール(10%)1缶 350ml
体重1缶2缶3缶
50kg5時間36分11時間12分16時間48分
55kg5時間06分10時間11分15時間17分
60kg4時間40分9時間20分14時間
65kg4時間19分8時間37分12時間56分
70kg4時間8時間12時間
ワイン(12%)1杯 120ml
体重1杯2杯3杯
50kg2時間19分4時間37分6時間55分
55kg2時間06分4時間12分6時間18分
60kg1時間56分3時間51分5時間46分
65kg1時間47分3時間33分5時間20分
70kg1時間39分3時間18分4時間57分
日本酒(15%)1合 180ml
体重1合2合3合
50kg4時間20分8時間39分12時間58分
55kg3時間56分7時間52分11時間47分
60kg3時間36分7時間12分10時間48分
65kg3時間20分6時間39分9時間59分
70kg3時間06分6時間11分9時間16分
焼酎(25%)1合 180ml
体重1合2合3合
50kg7時間12分14時間24分21時間36分
55kg6時間33分13時間06分19時間39分
60kg6時間12時間18時間48分
65kg5時間33分11時間05分16時間37分
70kg5時間09分10時間18分15時間26分
ウイスキー(40%)ダブル 1杯 60ml
体重1杯2杯3杯
50kg3時間51分7時間41分11時間32分
55kg3時間30分6時間59分10時間29分
60kg3時間12分6時間24分9時間36分
65kg2時間58分5時間55分8時間52分
70kg2時間45分5時間30分8時間14分

時間の計算に使用したのは以下の計算式。

  • ・純アルコール量(g)=アルコール度数×量(ml)×0.8(アルコール比重)
    (※ 参考:「飲酒量の単位」 e-ヘルスネット)

例えば体重に関係なく度数5%の350mlは、度数5%で700mlのちょうど半分程度の時間でアルコールが抜け、飲酒量が同じ350mlの場合なら度数5%と15%では3倍の時間の差に。

この計算については最初にも触れましたが「あくまで目安」。

人の体内の変動を簡易な計算式で完璧に導き出すには無理があります。

…なので、自分の体重やよく飲むお酒や量を基準にしつつ、体重は1ランク少なめに見積もるなどし、覚えやすい数値を記憶しておくのが便利で無難かなと思います。

(※ 例えば58kgなら55kgなどで時間を多めに考える。)

また、調べる方法にはアルコールチェッカーを使用するといった方法もあるので、状況によってはこちらの方が参考になるかもしれませんね。詳しくは「精度が重要!アルコールチェッカーの特徴とおすすめ」をご覧ください。

あと、その他の要因についてもこの記事の後半で詳しく解説していきます。

アルコールと体重の関係

アルコールが抜ける時間の計算で登場した体重について。

「アルコールと体重の関係って?」と思う人のために。

酔いの程度を知る方法が「血中アルコール濃度」で、読んで字のごとく血液中に含まれるアルコールの量をあらわす数値で、この数値が高いほど酔っている状態となります。

アルコールが抜ければこの数値も0になるというわけですね。

そして、血液量は体重のおおよそ13分の1(約8%)といわれています。

体重の増減が血液量の増減につながり、血液に含まれるアルコールの割合も変化するというつながりがあるのです。

例えば体重100kgだと血液量は約8リットルで50kgだと約4リットル、同じ純アルコール量10gを摂取すれば、血中アルコール濃度が高くなるのは50kgの人となるわけです。

飲酒に影響するその他の要因

上記の計算に含まれない「その他の要因」というのが睡眠、体調、性別などのこと。

これを計算式で導き出すのは難しいため、こうした要因をもっている場合は、計算した時間の結果を多めに考えたほうがいいというわけです。

以下はその他の要因をまとめたもの。

  • ・睡眠中は分解の速度が半分程度に低下
  • ・空腹のときの方が分解の速度が遅い
  • ・筋肉量が少ないと分解の速度が遅い
  • ・女性ホルモンにより分解の機能が低下
  • ・女性は男性よりも分解の速度が遅い

以降の各項目ごとに詳細をまとめているので参考にしてください。

寝れば抜けるは大間違い?

寝れば抜けるは大間違い?

「飲んだ後は6時間寝ておけばなんとかなる!」などこれに近い話をよく聞きますが、なぜ「寝て?」、そして「6時間」なのか?について。

結論からいうと実は睡眠はアルコールを抜く邪魔者なのです。

近年の調査研究ではもうすっかり明らかにされていますが、睡眠中は肝臓の機能も低下するため、アルコールを分解する速さは起きているときのおおよそ半分程度になると考えられています。

つまり、アルコールが抜けるまでに睡眠をとると6時間では不足、翌朝一番の運転では飲酒運転になる可能性もあるということです。

アルコールが抜けるまでの時間に睡眠時間を含める場合は、睡眠時間分は最低でも倍の計算をしておいたほうが無難。

関連記事:「対策は万全?居眠り運転の点数や罰金」

空腹時のお酒は避けるべき?

お腹がすいている状態でお酒を飲むと、通常よりもアルコールを吸収する速度が速くなり、血中アルコール濃度が短い時間で一気に高まり、アルコールの分解が追いつかない状態になってしまいます。

普段より少ない量でも酒酔い状態になりやすいというわけです。

さらに、空腹時のお酒は酔いやすいだけでなく、アルコールを分解するために必要なエネルギーが体内で不足しやすいため、分解する速さの低下にもつながります。

いつもと同じ量だからと思っていても酔いやすく残りやすいので注意。

ちなみに、アルコールの分解によって消費されるエネルギーにはビタミン、ミネラル、糖分(炭水化物)があり、締めにラーメンを食べたくなるのは、アルコールの分解により消費した糖分を補うためなのです。

アルコールに筋肉量が関係する?

これは少し前の項目で書いた体重にも関係する話。

見た目が筋肉質でスリムな人とそうでない人の体重が、ほとんど変わらないということがありますよね。

これは筋肉が脂肪よりも重いため。

体育会系など運動をしている人にお酒が強いイメージがあるのは、まさにこれと深く関係しているというわけです。

加齢によるアルコールの分解速度の低下は、体内の様々な機能が低下することも関係しますが、筋肉量の低下というのも関係してきます。

女性ホルモンによる肝機能の低下

アルコールを分解するのに欠かせないのが肝臓の働き。

しかし、女性ホルモン(エストロゲン)には肝機能を抑制させる働きがあり、女性ホルモンは生理周期の中で分泌量が複雑に変化するという特徴があります。

月経期(生理中)や黄体期後半から月経前には女性ホルモンの分泌量は低下しており、月経後から排卵までの卵胞期には女性ホルモンの分泌量が高まるといった感じ。

肝臓の働きは体調にも左右されるため生理中とは相性がよくありません。

「じゃあいつ飲むのがいいのさ!?」と思うでしょうが、それについては次の項目にてまとめています。

女性は男性よりもお酒に注意!?

女性は男性よりもお酒に注意!?

前の項目も含めてまとめると、女性は男性よりも飲酒量により注意すべきだといえます。

もともと女性と男性には体格差があり、成人女性と成人男性では平均して10kg以上の体重差があります。

そしてアルコールの分解には肝臓の大きさが影響し、肝臓の働きや大きさは体格に比例します。(参考:「女性と飲酒」 アルコール健康医学協会)

肝臓の基礎知識
肝臓は臓器最大の大きさで心臓のおおよそ4倍にあたり、成人男性で1.2kg前後、成人女性で1kg前後となります。
アルコールは2割が胃、8割が小腸で吸収され、吸収されたアルコールの9割が肝臓で処理され、1割が汗や尿になります。

さらに、体質的に女性は脂肪がつきやすく、筋肉がつきやすい男性とでは平均して筋肉量も違ってきます。

また、アルコールは脂肪に取り込まれにくい性質があり、脂肪が多いほど血中アルコール濃度が高くなりやすいのです。

加えて前項目の女性ホルモンの影響。

アルコールを分解する能力にはこれだけの男女差があり、これらを踏まえると女性は根本的に飲酒量を控えめにしたほうがいいというわけです。

関連記事:「自分も同罪?飲酒運転の同乗者の点数や罰金」

飲むとすぐに顔が赤くなる人

飲むと顔がすぐに赤くなるのは「アセトアルデヒド」という物質の影響。

アルコールの分解過程で生じる毒性物質のアセトアルデヒドを分解する酵素「アセトアルデヒド脱水素酵素」、略称「ALDH」の働きが強ければお酒に強いタイプ。

これの働きが弱ければお酒に対する耐性も弱く、アセトアルデヒドの影響により顔が赤くなり酔いやすくなるというわけです。

この酵素の働きの強弱が先天的(遺伝)なお酒の強い弱いに関係。

飲酒量が酒気帯び運転の規定値に満たなくても、酔いの状態によっては「酒酔い運転」が成立する可能性もあるため運転は控えることがすすめられます。

関連記事:「要注意!飲酒運転(酒気帯び、酒酔い)の点数や罰金」

飲酒運転の対策に関する知識

お酒と車を両立させるなら知っておくべき知識ではないかと。

…しかし、間違って広まっている知識もあるため注意が必要ですが。

お酒を飲むことによって体内に起こる変化は非常に複雑で、いまだ解明されていない部分もあるということをまずは覚えておきましょう。

それも含めてアルコールを少しでも早く抜く方法について。

お風呂やサウナでさっぱり!

お酒を飲んだ後にお風呂やサウナでさっぱり!と考える人も少なくないでしょう。

しかし、実はお風呂やサウナは飲酒とは相性が悪い行為なのです。

アルコールの分解には肝臓が正常に機能する必要があります。しかし、入浴すると血液は全身に分散され肝臓に十分な血液量が届かず、肝臓の血液量が減少することでその働きを阻害します。

また、汗によって血液中の水分が減少すると血液中のアルコール濃度が高まることで酔いやすくなるのです。

精神的にリラックスできるためアルコールが早く抜けたように感じますが、かえって肝臓の働きを弱めたり、運転に支障をきたす可能性もあるため注意しておきましょう。

お酒にはウコンが効果的?

飲酒対策としてすっかり定番になっているウコン。

実は臨床試験(有効性の確認)がほとんど行なわれておらず、ウコンの有効性を示す科学的根拠がほとんどないといっていいのが実情。

・「ウコンの力」を製造販売しているハウス食品の臨床試験は通常含むはずの一般人を含まず、ハウス食品の社員限定で行なった信憑性に乏しいデータであること。

・肝機能強化をもつ有効成分「クルクミン」は体内にはほとんど吸収されない。

・吸収効率の高いものを摂取すると安全な摂取量を超えるリスクも。

・肝臓に異常が認められている人の死亡例もあるため、肝機能障害など肝臓に異常が認められる人にとってウコンは禁忌。

・飲酒をする人は自然と肝機能障害を起こす人が多くなる傾向にあるが、沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は自覚症状が乏しい。

…これらを考えるとウコンを飲めば大丈夫という安易な考え方はリスキーで、安全性や有効性の検証が足りない「不十分な健康食品」といわれても仕方ないかなと。

飲酒運転対策に活用する場合は用法・容量にご注意。

(※ ウコンに関する不安要素はネットで簡単に調べることができます。)

お酒以外の水分補給を?

お酒以外の水分補給を?

お酒はその見た目から水分的な印象の強い飲み物。

しかし、アルコールには利尿作用があり、余分な水分だけならまだしも必要な水分をも排出させてしまうため、体が水分不足の状態に陥りやすいのです。

体内を循環する体液(血液量)の減少は臓器の機能低下につながります。

特にアルコール度数が高く水分の少ないタイプのお酒、カリウムを多く含むビールはアルコールとカリウムの作用で水分不足を起こしやすくなります。

血液中の水分が不足した状態でアルコールを摂取すれば血中アルコール濃度は高まり、もっと酔いやすい状態、つまり酒気帯び運転や酒酔い運転になりやすいというわけです。

また、飲酒後は水分だけでなくミネラルも不足しがちな状態になりやすいです。

ミネラル(無機質)とは?
ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などで、体に必要な量は多くありませんが、適度なバランスを維持することが大事な栄養素のひとつ。

ミネラルバランスが崩れると血液中の塩分濃度が低下します。

この状態で水分だけを補給をしても、体は体液のバランス(塩分濃度の維持)を保つために補給された水分を吸収せず、余分な水分として体から排出しようと働くのです。

飲酒後には水で水分補給もいいですが、水だけでなくミネラルも意識してスポーツドリンクや味噌汁で不足しがちな水分とミネラルを補給するようにしましょう。

関連記事:「精度が重要!アルコールチェッカーの特徴とおすすめ」

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