何歳から?義務なの?高齢者マークに関するまとめ

何歳から?義務なの?高齢者マークに関するまとめ

2011年(平成23年)に「もみじマーク」から「四つ葉マーク」へとデザインが一新された通称「高齢者マーク」で、正式名称は「高齢運転者標識」。

デザイン変更から5年経過するものの、いまだに広く認知されたもみじマークという名称は今でも検索される機会が多いようです。

比較的短期間に年齢や義務についての改定があったため、「どうだったっけ?」と曖昧な人も少なくないようです。

今回はそんな高齢者マークに関するいろいろ。

高齢者マークは義務?何歳から?

結論からいうと2016年時点では「70歳以上の努力義務」となっており、現行の道路交通法では貼り付けは義務ではないため、貼り付けていなくても違反とはなりません。

(※ 努力義務は厳密には「努めなくてはならない」とあるように、違反ではないが努力はしないといけませんよというもので決して「しなくてよい」というものではありません。)

以下は道路交通法の条文。

初心運転者標識等の表示義務
第71条の5 第3項 普通自動車対応免許を受けた者で70歳以上75歳未満のものは、加齢に伴って生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがあるときは、内閣府令で定めるところにより普通自動車の前面及び後面に内閣府令で定める様式の標識を付けて普通自動車を運転するように努めなければならない。
高齢運転者標識表示義務に関する当面の措置
第22条 第71条の5第2項の規定は、当分の間、適用しない。この場合において、同条第3項中「70歳以上75歳未満」とあるのは、「70歳以上」とする。

このマークに関してはちょっとした紆余曲折があったので、義務なのか何歳からなのかが曖昧になっている人も多いのではないかと思います。

以下に経緯をまとめておきますのでよければ参考までに。

  • ・1997年10月30日より75歳以上の努力義務
  • ・2002年6月1日より70歳以上の努力義務
  • ・2008年6月1日より75歳以上の義務化
  • ・2009年4月24日より70歳以上の努力義務
  • ・2011年2月1日よりデザインの変更

2008年に義務化された当時は「高齢者いじめ」と反発が高まり、1年未満の短い期間で義務化撤回という流れに至っています。

ただ、道路交通法にも「当分の間適用しない」とあるように、現状は猶予となっている状態のようなので、状況によっては再び義務化など規制が強まる可能性は十分にあるかと。

もみじから四つ葉へ変更

もみじマークは以前から枯葉のように見えることで「枯葉マーク」とも呼ばれており、枯葉から連想されるイメージは縁起が悪いということで不評でした。

国会議員が「枯葉マーク」と言ってしまったことが物議を醸したことも。

…というわけで、一般公募により1万点以上のデザインから専門家などによる選定、その後アンケートによる一般意見で支持率の高かった四つ葉マークに。

四つ葉マークの中央には「シニア(senior)」の頭文字である「S」も含まれていますが、別名としてはシニアマークよりもシルバーマークの方が定着しているようです。

マーク付き車両への配慮と違反

道路交通法に規定されいている「運転者の遵守事項」には「初心運転者等保護義務」があり、この初心運転者等に高齢者マークを貼り付けた車両も含まれます。

この規定には運転者とあるので運転する人全員が守るべき義務となります。

初心運転者等保護義務とはマークを貼り付けた車両に対して幅寄せ、割り込みをしないこととしており、違反すれば「初心運転者等保護義務違反」となります。

以下は道路交通法の条文。

運転者の遵守事項
第71条 第5号の4 …(前略)…危険防止のためやむを得ない場合を除き、進行している当該表示自動車の側方に幅寄せをし、又は当該自動車が進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる表示自動車が当該自動車との間に第26条に規定する必要な距離を保つことができないこととなるときは進路を変更しないこと。

…条文はちょっと長めになっていますが、要約すると「幅寄せと割り込みをしないように」という内容が記述されています。

違反となった場合の違反点数は1点が加点され、普通車や二輪車では6,000円、大型車では7,000円の反則金となります。

関連記事:「運転の基本?免許の点数制度について」

高齢者マークの購入と価格

インターネットなら通販、実店舗ではイエローハットなどのカー用品店や100円均一などで購入が可能となっています。

購入価格は安いもので税抜き100円、他は300円~500円程度といった感じ。

以下の各タイプの注意点を参考にしながらご検討を。

マークのタイプ別の特徴など

古くからある定番の吸盤タイプ、マグネットタイプに加え、今ではフィルムタイプ(リタックタイプ)というのもあります。

吸盤タイプは基本的に車内用で、車外に貼り付けると風で比較的簡単に飛ばされてしまう程度の吸着力なので注意しましょう。

マグネットはゴムを混ぜた「ラバーマグネット(ゴム磁石)」タイプに注意が必要。

高温によってゴムが溶けて塗装にくっついて剥がれないというトラブルの原因になるため、特に熱い季節での貼り付けっぱなしには注意しましょう。

このタイプはゴムが混ざっている分磁力も弱いので飛ばされやすいことにも注意。

フィルムタイプは車両のボディがアルミなどの非金属でマグネットが使えない場合や、ガラスへの貼り付けが可能というタイプ。

購入者のレビューを参照しても一般的な使用では問題なさそうな印象。

マークの貼り付け位置は?

貼り付け位置についても法律によって規定されています。

「道路交通法施行規則(第9条の6)」によると「地上0.4メートル以上1.2メートル以下の位置に前方又は後方から見やすいように表示するものとする。」とあります。

※ 現行では貼り付けそのものが努力義務になっているので、上記を厳密に守る必要性は薄いですが参考までに。

計測が面倒な場合のおおよその目安としてはバンパーより上、リアガラスなら下側に貼っておけば大体の車は問題ないかと。

また、壁に使用されるコンクリートブロックの1ブロックの高さが19cmなので、ブロック2個分(約38cm)より上、ブロック6個分(114cm)より下を目安にするという手も。

ガラスに貼り付ける場合の注意

あと、フロントガラスにマークを貼り付けている車をたまにみかけますが、「道路運送車両の保安基準」によりフロントガラスへの貼り付けは規定に反するためご注意。

窓ガラスへの貼り付け等
第29条 第4項 前項に規定する窓ガラスには、次に掲げるもの以外のものが装着され、貼り付けられ、塗装され、又は刻印されていてはならない。

「前項に規定する窓ガラス」というのが「前面ガラス及び側面ガラス」をさしており、高齢者マークは法的にOKなものに含まれていないためNGとなるわけです。

(※ 車検シールや定期点検シールは法的に許可されているもの。詳しくは「貼る位置はどこ?車検シールの見方や貼り方」をご覧ください。)

…ちなみに、リアガラスについては規定されていないため、吸盤タイプやフィルムタイプを貼り付けても問題ありません。

また、貼り付ける場合であっても、現行の規定では初心者マークのように前後の両方に貼り付ける必要はないので、リアガラスの1枚だけでも問題はありません。

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