国内で最初にカーシェアサービスの提供を開始したのがオリックスカーシェア。
ここではカーシェア業界のパイオニアであるオリックスカーシェアの基本情報に加え、おすすめポイントや利用する際の注意点などをまとめてご紹介しています。
オリックスカーシェアの基本情報
カーシェアでも気になるポイントのひとつが利用料金。
オリックスカーシェアでは月額有料の個人Aプランと月額無料の個人Bプランの2つのプラン、さらに車両を区分したスタンダードクラスとデラックスクラスがあります。
種別 | 料金 | |
---|---|---|
スタンダード | デラックス | |
初期費用 | 1,000円 | |
月額 | Aプラン 980円(無料分980円付与) Bプラン 無料 | |
15分毎 | A 200円 B 300円 | A 300円 B 450円 |
6時間パック | A 3,500円 B 5,250円 | A 4,000円 B 6,000円 |
12時間パック | A 4,500円 B 6,750円 | A 6,500円 B 9,750円 |
24時間パック | A 6,000円 B 9,000円 | A 8,000円 B 12,000円 |
夜間パック 20時~翌9時 | A 2,500円 B 2,500円 | A 2,500円 B 2,500円 |
距離料金 | 15円/km (15分毎&全時間パック) |
---|
ステーション数や展開エリア
2018年5月時点、ステーションは19都府県で1,700箇所以上。
2018年4月に東北エリアに初進出するなど展開エリアは拡大中。
オリックスカーシェアのステーション数 | |||
---|---|---|---|
青森 | 岩手 | 宮城 | 福島 |
1 | 1 | 4 | 5 |
東京 | 神奈川 | 千葉 | 埼玉 |
995 | 180 | 64 | 55 |
茨城 | 愛知 | 静岡 | 岐阜 |
2 | 81 | 4 | 3 |
三重 | 大阪 | 兵庫 | 京都 |
5 | 195 | 43 | 35 |
滋賀 | 奈良 | 沖縄 | |
1 | 6 | 21 |
取り扱い車種や装備品など
取り扱い車種は26車種で車両台数は2,500台以上。
装備品はETC車載器、カーナビ、ジュニアシート、CDプレイヤー、消臭スプレー。(※ 初心者マークや高齢者マークはなし。)
軽自動車 |
---|
– |
コンパクトカー |
【スタンダード料金】トヨタ アクア、ニッサン ノート、ホンダ フィット GE6、ホンダ フィット GP1、ホンダ フィット3 GK3、ホンダ フィット3 GP5、マツダ デミオ、トヨタ ヴィッツ、ニッサン マーチ、スズキ スプラッシュ (ステーション数 1,095箇所) |
セダン |
【スタンダード料金】トヨタ プリウス 20、トヨタ プリウス 30、トヨタ プリウス 50、ホンダ インサイト、トヨタ カローラ アクシオ、ニッサン ティーダラティオ (ステーション数 563箇所) |
ステーションワゴン |
【スタンダード料金】ホンダ フィットシャトル、トヨタ カローラフィールダー (ステーション数 394箇所) |
SUV |
【スタンダード料金】ホンダ ヴェゼル 【デラックス料金】ニッサン エクストレイル (ステーション数 34箇所) |
ミニバン |
【スタンダード料金】ホンダ フリード GB3、ホンダ フリード GP3 【デラックス料金】ホンダ ステップワゴン、ホンダ ステップワゴン5、ニッサン セレナ (ステーション数 132箇所) |
EV |
【スタンダード料金】ニッサン リーフ (ステーション数 9箇所) |
大手の中では取り扱い車種は少なめとなっており、各社の車種を比較してみたい場合は以下の関連記事からご覧ください。
関連記事:「車種比較!カーシェアリング4社の高級車・ミニバン他」
自動車保険や補償制度について
もちろん自動車保険は運営会社名義で加入済み。
免責は0円となっているので免責補償制度は無料付帯のようなもの。
NOCはありますがNOC補償制度はないので、万が一の事故リスクが不安な場合は注意が必要かもしれません。
(※ NOCはノン・オペレーション・チャージのことで営業損失補償のこと。)
対人補償(1名毎) | 無制限 |
---|---|
対物補償(1事故毎) | 無制限(免責0円) |
車両保険(1事故毎) | 時価額(免責0円) |
人身傷害(1名毎) | 3,000万円 |
自走可能な状態 | 20,000円 |
---|---|
自走不可能な状態 | 50,000円 |
忘れ物 | 運営会社が回収する場合 5,000円+実費 |
---|---|
汚損 | クリーニングが必要な場合 50,000円 |
紛失破損 | 車両装備品の紛失や破損 20,000円+実費 |
ここで紹介したNOCはあくまで一部。
各社の自動車保険の補償内容やNOCについてもっと詳しく知りたい場合は、下記のリンク先を参考にしてください。
予約や給油などの利用について
最短利用 | 15分 |
---|---|
予約単位 | 15分毎 |
事前予約 | 2週間前から予約可能 |
給油目安 | 3分の1以下 |
---|---|
給油方法 | 給油カード |
給油対象 | ENEOSなど6社 |
給油報告 | 必要(給油申請リンクより) |
給油特典 | 15分相当額(パック対象外) |
関連記事:「ガソリン代込み?カーシェアでの給油の流れと特典」
その他サービス内容の一覧
カーシェア業界でも希少な喫煙車両の取り扱いはありますが、新型タバコ専用となっている点にはご注意。
支払方法 | クレジットカードのみ 現金決済不可 デビットカードは不可 |
---|---|
学生プラン | ○ |
法人プラン | ○ |
喫煙 | △(新型タバコ専用) |
ペット | × |
ポイントシステム | ○ (1円で1ポイント) |
スタッドレス タイヤ | ○ (対応あり) |
チャイルドシート | × (常設車両なし) |
基本情報の詳細は「オリックスカーシェアの公式サイト」をご覧ください。
オリックスカーシェアの特徴や注意点
オリックスカーシェアが持つ独自システムの特徴、おすすめポイント、利用のときに注意すべき点などをまとめた項目です。
短時間でも距離料金が加算
オリックスカーシェアは大手で唯一短時間利用でも距離料金が加算される料金設定となっており、短時間でも他社より割高になりやすいというのがデメリット。
具体的には15分毎の通常料金と6時間パックで、dカーシェアやカレコでは距離料金0円としていますが、オリックスカーシェアでは15円/kmが必要となっています。
例えばdカーシェアで「スタンダードクラス1時間&10km」を利用した場合、時間料金220円×4+距離料金0円/km=880円となります。
これがオリックスカーシェアでは時間料金200円×4+距離料金15円/km×10km=950円となるので、1ヶ月の総走行距離が多くなるほどコストは高めに。
特にカーシェアリングでは短時間でのユーザーが多いため、その点から考えてもコスト面では若干不利といえるでしょう。
月額無料プランの料金が高い
月額無料プランは維持コストが必要ない分、月額有料プランより利用料金が割り増しになることが多いのが気になるところ。
オリックスカーシェアの場合では、夜間パックと距離料金以外はなんと1.5倍も利用料金が高くなってしまいます。
ちなみに、月額無料プラン&短時間利用でも距離料金が加算されるので、もともとの料金設定が高めなのに加えて距離料金も加算とコストが気になるところ。
…さすがにこれは大きなデメリットになりかねないですね。
月額無料プランにこだわってサービスを選ぶのであれば、dカーシェアやカレコの方が料金は安くなっているので、事前にこれらと比較しておくのがおすすめです。
長時間の利用料金はリーズナブル
短時間での料金は距離料金のせいもあって若干不利でしたが、長時間の利用料金では安めに設定されているのが特長に。
具体的にはスタンダードクラスの12時間パックで4,500円、24時間パックで6,000円となっており、加えて距離料金が15円/kmと若干安くなっているため、これらの時間パックを利用する場合はコストを抑えやすいと思います。
各社の比較については以下にまとめているのでご覧ください。
サービス名 | 利用料金 | ||
---|---|---|---|
12時間 | 24時間 | 距離料金 | |
オリックス 個人Aプラン スタンダード | 4,500円 | 6,000円 | 15円/km |
dカーシェア スタンダード | 6,500円 | 8,000円 | 15円/km |
カレコ ベーシック コンパクト | 5,300円 | 6,800円 | 16円/km |
カレコ 平日 コンパクト | 4,500円 | 7,800円 | 16円/km |
タイムズ | 6,690円 | 8,230円 | 16円/km |
時間パックの料金&距離料金が安く設定されているので、長時間の利用であれば他社よりお得に利用できますね。
ただし、先に紹介したとおり短時間利用には不向きな一面もあるので、長時間利用がメインの人でないと有効活用するのは難しいかもしれません。
また、長時間利用がお得といっても月額無料プラン(個人Bプラン)では長時間の料金も割高となっているので、料金プランを選ぶときはご注意ください。
関連記事:「料金比較!カーシェアリング4社の最安料金とは?」
NOC補償制度が導入されていない
大手では唯一NOC補償制度を導入していません。
NOCはノン・オペレーション・チャージの略で営業損失補償を意味します。
シェア専用車両を事故などで利用できない状態にした場合、営業に利用できない分の補償をユーザーが負担することになります。
ただし、NOC補償制度に加入すればこういった万が一の事態においても、加入料金だけでNOCの費用を負担しなくていいという補償制度があります。
補償制度への加入については賛否はありますが、たまに運転する人には比較的低コストでリスクを低減できるので、個人的には全くの無駄とも思いません。
事故のときのコストが気になる人は、NOC補償制度がないカーシェアより、制度を導入しているカーシェアを利用したほうが安心して利用できると思います。
月額無料プランの割高設定やNOC補償制度なしというのは、たまに運転する人にはちょっと気になる点になるかもしれません。
NOCやNOC補償制度については別記事の「万が一の補償に!カーシェアリングの保険の特徴」にてまとめているのでそちらをご覧頂ければと思います。
給油割引には給油申請が必要
オリックスカーシェアでも給油することによって割引特典を受けることができます。
…しかし、給油後はネットを通じて「給油申請」という手続きが必要となります。
タイムズカーシェアは全く手間なしの自動検知で申請も必要なし、カレコはレシートに会員IDを記載して専用のホルダーに入れるだけ。
これらに比べると若干手間になりがちというのが気になるところ。
他社大手の給油の流れや特典については、「ガソリン代込み?カーシェアでの給油の流れと特典」に詳しく書いているのでそちらを参考にしてください。
利用できる地域はあまり多くない
カーシェア業界では2位3位といわれるオリックスカーシェアですが、それでも利用できる地域はあまり多いとはいえません。
2017年10月には駐車場業界第3位の日本パーキングと業務提携、2018年4月には東北エリアに初進出を果たしていますが、まだまだ利用できる地域は限定されます。
「近くにステーションがないので利用を諦めた」という人も少なくないので、今後の展開次第ではまだまだユーザーを増やすことができるかもしれませんね。
2年連続で顧客満足度1位を獲得
これはオリックスカーシェアの公式サイトでも掲載されている「顧客満足度1位」というキャッチフレーズについて。
調査内容によると車両やサービスメニューにおいて1位を獲得したとのこと。
しかし、車両については調査時期である2018年1月の時点においても、26車種しか取り扱いのないオリックスカーシェアに比べ、タイムズカーシェアは30車種以上、カレコは60車種以上となっています。
また、設置されている車両台数が特別に多いわけでもありません。
車両という項目に車種や車両台数という意味も含むと、単純に比べても鵜呑みにするのは難しい結果といえそうです。
関連記事:「車種比較!カーシェアリング4社の高級車・ミニバン他」
そしてサービスメニューについてはカレコが2018年4月に月額無料プランを開始し、3つのプランと4つの車両クラスでサービスメニューを充実させています。
また、2017年11月にはオリックスカーシェアよりも短時間利用がお得なdカーシェアもスタートしており、dカーシェアとオリックスカーシェアの性質を考えると、汎用性の高いdカーシェアの方が万人受けしやすいといえるでしょう。
すでにこのキャッチフレーズを当てにするのは難しくなっている気がします。
少なくとも現状では料金・車両・サービスメニューを優先するならカレコの公式サイトを確認し、オリックスカーシェアと比較してからの方がいいかもしれません。
関連記事:「料金設定が魅力!カレコ・カーシェアリングの特徴とは?」
独自のプライムステージプログラム!
他社にはない独自システムというのは面白い…ですが、これを有効活用させるのは一般的な使い方ではちょっと難しいかもしれません。
簡単に言うと半年間の利用金額合計に応じて特典付きのステージが用意されており、結構がんがん利用していかないと特典を受けることができません。
ステージ | 半年間の 利用合計 | 特典内容 |
---|---|---|
ブロンズ ステージ | 3万円以上 6万円未満 | 月額料金無料 |
ゴールド ステージ | 6万円以上 12万円未満 | 月額料金無料 3時間以内の距離料金無料 デラックスをスタンダード料金で利用可能に |
プラチナ ステージ | 12万円以上 | 月額料金無料 6時間以内の距離料金無料 デラックスをスタンダード料金で利用可能に 夜間パック無料(一部対象外) |
メリットの薄い微妙な特典も?
ちょっと残念なのが月額無料という特典。
半年の利用合計が3万円以上になれば月額無料となりますが、同時に無料利用分の付与もなくなってしまいます。
もともと月額有料プランには同額の無料利用分が付与されるので、毎月980円以上利用する人は実質月額料金は0円となります。
…つまり、月額3万円以上のユーザーにとって、月額無料という特典はほとんどメリットになることはないでしょう。
また、半年で6万円以上に達すると、デラックスクラスの車両をスタンダードクラスの料金で利用できるようになります。
しかし現状ではデラックスクラスの車両が少なく、利用するステーションにその車両が設置されているかにもよるので、このメリットを活用できる人はちょっと限定的。
距離料金などの特典はいい感じ!
3時間以内&6時間以内の距離料金無料はストレートに強力ですね。
例えば一般道で1時間30kmと仮定しても3時間なら90km、90km×15円/kmで1,350円分という計算になり、しかもこれが利用毎にその時間分無料となります。
これならオリックスカーシェアの弱みである短時間利用を大幅に改善でき、もともとお得な長時間利用をさらにお得に利用できることになります。
到達難易度は高めですがこれは強力な特典といえるでしょう。
また、プラチナステージでは夜間パックが無料(ミニバンなど一部対象外)に!
これはハードユーザーにはたまらない特典といえるでしょうね。
特典で半年の合計も少なくなる?
この特典は半年間の利用料金の合計が基準となっています。
そのため、そのステージの特典によって利用料金が安くなると、ステージに達するための利用料金も少なくなるので、その分利用頻度を上げることが必要になります。
例えばブロンズステージからゴールドステージになった人が、3時間以内の距離料金無料が適用されると、半年間の利用料金合計がその分減る可能性があり、ゴールドステージを維持するためには利用頻度を上げるしかない…といった感じになるわけです。
…これは個人的にはちょっと不満ですね。
また、こういった解説を見るとハードユーザー向けな印象はありますが、大手の中でも取り扱い車種は少なめなので、乗りたい車種とマッチしづらいというのもネック。
ステーションが近くにあり、乗りたい車種も設置されていると利便性は一気に高まるので、その場合はステージを意識した使い方も一考の価値がでてくると思います。
一般的には活用しづらい可能性
このプライム・ステージ・プログラムについては、一般的なユーザーには縁のない話になる可能性が高いです。
カーシェアの利用頻度について調べて見ると、紹介できるほど適切な資料はありませんが、月平均利用回数0~1回が半数以上、1回当たりの利用料金は1,000~3,000円が半数以上というデータがあります。
例えばこれを参考に多めに考えても1ヶ月に3,000円、6ヶ月でも18,000円にしかならず、ブロンズステージにも全く届きません。
…そしてようやく到達するブロンズステージについては、月額無料になるだけ…これは特典としてはあまりにもメリットが薄い…。
本当に特典と呼べるのはゴールドステージからなので、そう考えると一般ユーザーではこの独自システムを活用することはできません。
個人的にはもうちょっと改善が欲しいところではありますね。
しかし、すでに毎月1万円以上カーシェアサービスを利用している人は、このプログラム込みでオリックスカーシェアでの利用を考えてみる価値があると思います。
dカーシェアとの選択がポイント
携帯電話会社のドコモが運営するカーシェアサービスがdカーシェア。
オリックスカーシェアと業務提携しており、車両はオリックスカーシェアのものを使用しますが、料金プランはdカーシェアの独自プランで利用するという形になります。
こういった事情もあるため、自分の使い方に合わせて事前に両者を比較しておくことがすすめられるというわけです。
まずはスタンダードクラスの短時間を比較してみると以下のような感じに。
スタン ダード | dカー シェア | オリックス | |
---|---|---|---|
Aプラン | Bプラン | ||
15分毎 | 220円 | 200円 | 300円 |
6時間パック | 4,200円 | 3,500円 | 5,250円 |
距離料金 | 0円/km | 15円/km | 15円/km |
オリックスカーシェアの月額有料プランである個人Aプランは、一見するとdカーシェアより安いですが距離料金の加算がネック。
例えば1時間の利用での差額は80円程度ですが、10kmも走行すればdカーシェアの方がお得ということになります。
月額無料プランについては完全にdカーシェアがお得になっているので、たまに運転する程度の使用頻度、もしくは短時間利用が多いならdカーシェアをおすすめします。
…続いて12時間以上の長時間利用について比較。
スタン ダード | dカー シェア | オリックス | |
---|---|---|---|
Aプラン | Bプラン | ||
12時間パック | 6,500円 | 4,500円 | 6,750円 |
24時間パック | 8,000円 | 6,000円 | 9,000円 |
夜間パック | 2,500円 | 2,500円 | 2,500円 |
距離料金 | 15円/km | 15円/km | 15円/km |
たまに運転する程度&長時間利用するならdカーシェア、毎月長時間利用があるならオリックスカーシェアといった感じになるかと思います。
運転の頻度と利用時間によって適したサービスが違ってくるので、自分の使い方に合ったサービス選びの参考にしてください。
ちなみに、最近の車の使い方ではちょい乗りの短距離メインという人が多いので、一般的にはdカーシェアの方が万人向けといえるでしょう。
オリックスカーシェアの総評とまとめ
現状では料金設定により他社大手と比べても短時間利用は若干不向き。
オリックスカーシェアを利用できる場所なら他社のステーションもあるので、特にコスト面では事前に比較しておくことがすすめられます。
長時間利用ではお得に使えるので、特に車体サイズの大きいミニバンを使う場合は、格安レンタカーと比べてみるのもおすすめです。
カーシェアをがっつり使うタイプならプライム・ステージ・プログラムが活かせるので、短時間でも長時間でも利便性が高くなってくるでしょう。
…今回この記事で触れたような課題については、他社との競合を勝ち抜く分かれ目にもなってくるので、今後の改善に期待したいところですね。
詳しいサービス内容は「オリックスカーシェアの公式サイト」をご覧ください。
関連記事:「おすすめのカーシェアリングとは…4社を徹底比較!」

2017年9月に業界初の全国展開を達成しており、利用可能な地域が最も多いため、国内旅行に適したカーシェアといえるでしょう。
また、2018年7月には単独で会員数100万人を突破したことが発表され、カーシェア業界では圧倒的なシェアを獲得しています。
サービス情報 | その他の情報 |
---|---|
対応地域:全国 | 最短利用:15分~ |
車種:30車種以上 | 予約単位:15分毎 |
通常料金:最安206円 | 給油割引:15分相当 |
ポイント:100円で1P | 学生プラン:あり |
最短15分で15分毎の料金は206円。パック料金は全車種共通となっており、料金プランはとってもシンプルなのが特長。
3種類の夜間パックは使い勝手が良く、24時間利用可能というカーシェアのメリットとの相性もいい感じです。
ステーション数は1万箇所を超えていますが、毎月の新規オープンや増車の数は多く、利用できる地域は今後もさらに増えていくことが期待されます。
カーシェア大手のひとつですが展開は東京23区を中心としているため、利用できる地域が限定されてしまうのがやや難点。
サービス情報 | その他の情報 |
---|---|
対応地域:11都府県 | 最短利用:30分~ |
車種:60車種以上 | 予約単位:10分毎 |
通常料金:最安80円 | 給油割引:300円分 |
ポイント:200円で1P | 学生プラン:あり |
しかし、通常プランでは10分毎130円、平日プランではなんと10分毎80円と圧倒的な格安プランが魅力的。
料金の自動計算で最安適用、夜間パックの6時間返却で距離料金無料、給油割引での金額割引など、とにかく料金面と相性の良い独自サービスが多く、価格重視のユーザーには最もおすすめのカーシェア。
また、取り扱っている車種は60以上と業界でもトップクラスの多さで、レクサスやベンツ、ロードスターなど普段乗れないクルマを楽しめます。