運転免許証の帯色(有効期限欄の背景色)は、道路交通法の改正により1994年(平成6年)にグリーンとゴールドが導入され、ブルーを含めた3色になりました。
ここでは帯色の条件などについて解説します。
グリーンは誰もが最初にもらう免許証
運転免許証の最初の交付で渡されるのが「グリーン免許」。
免許の条件等に記載されるAT限定、免許区分である普通自動車や原付などの条件や区分は一切関係なく、最初の交付はグリーン免許となります。
有効期限は基本的なブルー免許と同じく3年です。
そのまま何もしなくても最初の更新でブルー免許になってしまうため、生涯の免許保有期間を考えるとほんの一時だけの色となります。
1度目の更新で定番のブルー免許へ
ブルー免許となるのは「最初の交付」ではなく「最初の更新」です。
グリーン免許で3年経過後、最初の免許更新でブルー免許の仲間入りに。
ブルー免許の基本的な有効期限も3年ですが、特定の条件を満たすと有効期限が5年のブルー免許に。
これは、2002年(平成14年)に導入されたシステムで、「過去5年間(正確には41日前の5年間)での違反が、軽微な違反1回だけだった場合」は、有効期限が5年のブルー免許が交付されることになります。
…しかし、これには落とし穴も。
例えばブルー免許(有効期限5年)を取得した翌日に軽微な違反を起こし、次回の免許更新までにそれ以外の違反がなければ、また有効期限5年のブルー免許となります。
タイミングによってはゴールド免許までの道のりが遠くなることも。
特典有?優良運転者の証!ゴールド免許
優良運転者を対象に交付される免許証が通称「ゴールド免許」。
条件をクリアするためには「5年間(正確には41日前より5年間)の無事故無違反」となれば、免許更新のときにゴールド免許が交付されます。
「無違反」なので軽微な違反でも条件をクリアできません。
当然ながらゴールド免許を取得後に、一度でも違反すればまたブルー免許に逆戻りの可能性もあるので注意しておきましょう。
最も大きなアドバンテージは自動車保険料が安くなること!
自動車保険の加入率は7割を超えているため多くがこの特典を享受できるでしょう。
有効期限は70歳以下で5年、71歳だと4年、72歳以上で3年となっており、ゴールド免許であっても事故率の高い高齢者は有効期限が短くなります。
免許証の色に関するいろいろ
免許証のカラーチェンジは知っておくとお得な方法もあります。
場合によりますが有効利用できればゴールド免許への道のりを短縮できることもあるため、自分の免許プランとあわせて確認しておきましょう。
グリーンからブルーを3年以内に?
グリーン免許からブルー免許までは3年。
それほど急いでブルー免許になりたいと考える人は少ないかもしれませんが、グリーン免許の期間中に新たな免許を取得すれば3年を待たずしてブルー免許が交付されます。
これは免許証に併記する方法で、読んで字のごとく併(あわ)せて記すというもの。
新たな免許を取得すれば既存の免許証にその新たな運転資格が併せて記載され、その際に交付されるものがブルー免許となります。
新たな免許取得でゴールド免許?
前項目で触れた新たな免許の取得でゴールド免許を取得することもできます。
併記日より前の5年間で無事故無違反であれば、新たな免許の取得により交付される免許はゴールド免許となります。
新たな免許の取得を予定している場合は、この方法により任意のタイミングでゴールド免許の取得が可能になるので便利です。
ゴールド免許取得の例
例えば、グリーン免許の1年目で新たな免許を取得して併記した場合、「グリーン1年+ブルー3年+ブルー3年」で7年目の更新でやっとゴールド免許に。
「グリーン1年+ブルー3年」では5年間の無事故無違反を満たせないわけです。
グリーン免許の2年目で併記すれば、「グリーン2年+ブルー3年」で一般的な「グリーン3年+ブルー3年」よりも早くゴールド免許に到達できます。
また、この方法なら有効期限5年のブルー免許の場合でも、ゴールド免許の該当条件を満たしていれば任意のタイミングでゴールド免許が交付されます。
新たな免許の取得を予定している場合は計画的に有効活用してみましょう。
免許の色で自動車保険料に違い?
運転免許証の色がグリーン、ブルー、ゴールドでは運転技術に違いが生じます。
しかし、運転免許証の色で自動車保険料の金額に差をつけている会社ばかりというわけでもありません。
グリーンとブルーを同等に扱ってゴールドのみ割引を適用する保険会社や、免許証の色で保険料に差をつけていない保険会社など様々です。
リスクによる保険料の変動は免許証の色に限らず等級でも違ってきます。
等級は事故を起こせば等級は下がって保険料が高くなり、1年間無事故であれば等級は上がって保険料が安くなるというシステム。
自動車保険料を安く抑えたい場合は、免許証の色による差があるかどうかではなく、同じ補償内容でも保険会社によって保険料が違ってくるため、なるべく多くの保険会社で見積もりを出して比較するのがおすすめです。
ゴールド免許に関する詳細は「ゴールド免許の条件と特典」にて。

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