いくらが目安?軽自動車の年間維持費用を計算!

いくらが目安?軽自動車の年間維持費用を計算!

昨今では実用性からコンパクトカーにも注目が集まり、軽自動車と比較されることも多いですが、総合的な維持費用で軍配が上がるのはやはり軽自動車です。

また、最近の軽自動車は車内空間にも十分な余裕があり、ちょっとした近所の買い物でも使い勝手が良いと利便性の高さで魅力を発揮していますね。

そんな軽自動車の年間維持費用ですが、安い安いといわれても具体的な金額もしっかりチェックしておきたいところ…。

そこで初めて軽自動車を購入する際の参考、もしくは軽自動車への買い替えを検討している人のため、軽自動車の年間維持費用についてまとめました。

軽自動車の年間維持費用計算

年間維持費用と一口に言っても、サービス選びや地域などによってその費用内訳は大きく変動します。

維持費用の具体的な金額とその金額の根拠も合わせて掲載するので、自分のケースと見比べつつご覧ください。

税金・保険年間維持費維持費の詳細
軽自動車税10,800円年額そのまま
重量税3,300円車検時は3,300円×2
自賠責12,535円25,070円÷2
任意保険50,487円統計資料参考
小計77,122円
メンテ他年間維持費維持費の詳細
車検費用25,570円点検整備実態を参考
メンテ費用20,000円オイル、タイヤなど
駐車場代120,000円月1万円×12ヶ月
ガソリン代13,382円調査による平均
小計178,952円
合計256,074円

年間維持費用は256,074円で月間だと21,340円。

軽自動車という縛りひとつあっても、使い方やサービス次第で金額が大きく変動するものもあるのでご注意ください。

ただし、上記一覧は一個人のデータではなく各統計資料を参考にしているので、比較的多くの人にとって目安にはしやすいかなと思います。

維持費アンケートと比較

年間維持費用についてはソニー損保が「全国カーライフ実態調査」で調査結果を公表していますが、維持費として抜けている項目があったり回答数がやや少なめだったりするので、個人的にはやや参考にしづらいと感じています。

(※ 少なくとも税金は含まれず、他にも含まれていない項目があると思われ、平均走行距離が多い割に軽自動車の平均維持費が1万円と少なすぎる印象。)

時期はちょっと古いですが、価格ドットコムリサーチが行なった「車についてのアンケート」が回答数や金額的にも信憑性があったのでそちらをご覧ください。

車種年間平均維持費
今回調査前回調査
軽自動車21.5万円23.9万円
コンパクトカー24.2万円29.5万円

(※ 出典:「車についてのアンケート」 価格ドットコムリサーチ)

年間維持費用といえばその低コストが軽自動車の魅力となっており、この調査においてもコンパクトカーより安い結果になっていますね。

この調査での差額は約3万円で10年も使えば30万円…。

軽自動車の使い勝手が良くなっているので軽自動車で十分な利便性を感じるのであれば、軽自動車はまだまだ優位な選択肢となりそうですね。

負担に感じる維持費用とは?

税金、保険、ガソリン代などクルマの維持に必要な費用は決して安くありません。

そんな維持費用の中でも、「負担に感じている維持費用」について調査した結果も明らかにされているのでご覧ください。

種別全体都市部地方
自動車税63.060.663.5
車検点検費63.050.065.7
ガソリン代58.754.159.6
保険料52.250.652.5
駐車場代22.341.218.4
修理代17.515.318.0
その他0.60.60.6

(※ 参考:「全国カーライフ実態調査」 ソニー損保)

分かりづらい複雑な制度に加え、過重となっている自動車関連税は自動車ユーザーに負担を強いており、クルマ離れの大きな要因ともなっている問題ですね。

維持費用の中でも多くの人が負担に感じている項目となっています。

義務となっている自賠責保険

任意保険と違って法的義務による加入が必須のため、別名「強制保険」とも呼ばれているのが「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」です。

任意保険と混同する人もいますが、いずれの保険会社で契約しても自賠責の保険料自体に違いはありません。

毎年見直しにより値下がることもあれば値上がることもあり、2013年(平成25年)の改定では21,970円から26,370円へと大幅に値上がりしたこともあります。

また、2013年度~2016年度までは26,370円で据え置きとなりましたが、2017年度には25,070円と若干値下がりしました。

法定費用の一種ですが少しだけ節約する方法もあります。

自賠責は車検のときに次の車検にあわせて更新するので、24ヶ月で加入するのが一般的となっていますが、自分で36ヶ月更新にすることで保険料を少しだけ節約することも可能になっています。

デメリットになるのは自分で手続きを行い、そのあとの管理も自分でしなければいけないことに加え、節約できる金額があまり大きくないこと。

他にも手軽に節約できる選択肢はありますが、車検費用と強く関係してくるため詳細はそちらでまとめて解説したいと思います。

値上がりしても安い軽自動車税

残念ながら2015年に年額7,200円から1.5倍の10,800円に値上がり。

それでも自動車税は排気量1リットル以下で29,500円、1リットル超~1.5リットル以下で34,500円なので、コンパクトカーと比較しても半分以下と安上がりですね。

種別軽自動車コンパクトカー
自動車税10,800円34,500円

また、大きな節約はできませんがポイント還元を利用した小技あり。

それは「ナナコカード(nanaco)」という電子マネーを使用する方法。

通常はナナコカードで直接的に税金を支払ってもポイントは付与されませんが、ナナコカードにチャージする分の支払いをクレジットカードから行うことで、クレジットカードでの支払い分として間接的に税金分のポイントを貯めることができます。

ただし、デメリットはこの方法が使えるクレジットカードはあまり多くないので、場合によってはあらためてカードを契約する必要があることでしょう。

(※ 2019年3月確認時点では月間3万円までという条件はあるものの、リクルートカードは年会費無料で還元率も1.2%と高還元率でおすすめ。)

ちょっとでも維持費を節約したいという場合はぜひお試しください。

意外に負担の大きいガソリン代

使用頻度や地域によって大きく違ってくるのがガソリン代。

クルマを購入する際に最も重視する項目として燃費性能が注目されるなど、維持費用の節約にはクルマ選びも重要なポイントに。

…まず、一覧に掲載したガソリン代については自動車保険一括見積もりの保険スクエアbang!が行なった「ガソリン代意識調査」を参考にしています。

調査時期は2013年と古いですが回答数は4,876件とかなりの規模。

この調査で1ヶ月のガソリン代が5,000~1万円は29.8%、1万円~2万円は31.6%と2万円以下が6割以上を占める結果になっていますね。

維持費用の節約には「エコドライブ」もおすすめ。

アイドリングをなるべく減らす、急加速・急減速の少ない運転など維持費用の節約につながる要因は複数あります。

(※ 参考:「無理のない省エネ節約」 経済産業省)

また、ガソリン代の節約に欠かせないのがクレジットカードで、おすすめのひとつはガソリンスタンド発行のカードです。

該当のガソリンスタンドで給油すれば「2円/L」などのように、一定量に対してガソリン代が値引きされます。

第2候補はポイント高還元率のクレジットカード。

ポイント還元率が高いのでガソリンスタンド発行のクレジットカードより獲得ポイントは低くても、ポイントを有効活用しやすいのがメリットになるでしょう。

例えば全国1万店舗以上のENEOSの利用頻度が多いのであれば、楽天カードはENEOSでの給油で常に2倍となっているので、ポイントの使い勝手の面で考えても楽天カードの優先度が高め…といった感じに。

楽天カードの公式サイト

節約の難しい月極駐車場代

節約の難しい月極駐車場代

年間維持費でも大きな割合を占めるのが月極駐車場代。

最初の項目で紹介した一覧では1万円で計算していますが、月極駐車場の料金は立地条件や地域による差の大きさも特徴。

月極駐車場検索サイトの「駐マップ」によると、2019年4月調査時点では東京都の平均駐車場代が35,178円(中央区のみでは49,064円)となっていますが、安いところでは佐賀県の4,373円とその差は約8倍に。

駐車場代は空きが続く駐車場や、近くに安い駐車場があると交渉できる余地はありますが、維持費用を気にするなら契約後より契約前に下調べするのがポイント!

…あと、最近増加中のカーシェアも比較検討の価値ありかもしれません。

JAMAの「乗用車市場動向調査」によると、主使用用途は買い物が42%で通勤・通学が32%となっており、使用頻度によってはカーシェアで代用できる可能性もあります。

例えば1週間に平日2回×2時間程度の買い物…といった場合、カレコの平日プラン(10分80円あり)では2時間960円、1週間に2回なら1ヶ月に8回で合計7,680、1年なら92,160円で10年なら921,600円となりますね。

カレコの公式サイト

「これならちょっとした中古車を買ったほうが安いのでは?」…と思われるかもしれませんが、この使い方なら税金、保険料(自賠責&任意保険)、駐車場代、ガソリン代、車検費用、その他の整備費用などの諸費用は全て込み!

ここで掲載したような年間維持費用20万円以上の金額も含まれるため、使いたいときだけ気軽に使いやすいという利点を考えると、人によっては十分選択肢になってくる可能性はありそうですね。

関連記事:「料金設定が魅力!カレコ・カーシェアリングの特徴とは?」

軽では一律の自動車重量税

軽自動車(自家用)では重量に関係なく一律で年額3,300円となっており、新車購入時は3年分の9,900円、車検時に支払うのは2年分の6,600円です。

これが普通車(自家用)であれば0.5tごとに年額4,100円、コンパクトカーであれば年額12,300円となります。

種別軽自動車コンパクトカー
自動車重量税3,300円12,300円

自動車重量税だけでも約3倍以上の差額ですね。

税金なので節約できないイメージですが、車検費用の支払時に少しだけ節約できる方法もあるので、自賠責分を含めて車検の項目でまとめて解説します。

選べば節約できる車検費用

選べば節約できる車検費用

一覧に掲載した車検費用の25,570円はJASPA(日本自動車整備振興会連合会)が作成した「国産自動車点検・整備料金実態調査」を参考にしたもの。

(※ 平均費用51,140円を2年で割って25,570円。)

補足すると同統計資料ではコンパクトカー(1.5L~2.0L)の平均費用は63,670円となっているので、2年で割っても31,835円とやはり若干割高の結果になっています。

種別軽自動車コンパクトカー
車検費用25,570円31,835円

車検費用はサービス選びによる違いも大きいですが、クルマの使い方や使用年数による違いも大きく、高年式車は5万円以下に抑えることは難しくありませんが、低年式車では10万円を超えるケースもでてくるなどバラつきが大きくなりやすいですね。

最近では車検費用を抑えることのできる「格安車検」が増えており、車検サービスの選び方次第で維持費を安く抑える選択肢もあります。

また、法定費用も含めて全額クレジットカード払いが可能なサービスも増えているため、自賠責保険料や自動車重量税をクレジットカードのポイント還元分で節約につなげる選択肢もあります。

…ちなみに、車検サービスを選ぶのにおすすめなのが「楽天車検」。

地域別で最安料金の並べ替えが可能、口コミ付きなので下調べ向き、加えてエントリーすれば特定店舗で2,000ポイント還元などの特典を受けることも可能です。

楽天車検の公式サイト

任意保険と維持費節約の選択肢

軽自動車の年間維持費用で調整しやすいのが任意保険。

自賠責保険と違って加入は任意となっていますが、別記事の「気になるデータ…任意保険の加入率ってどうなの?」でも明らかなとおり、加入率は9割弱(自動車保険+自動車共済)とほとんどの人が加入している維持費用です。

最初の一覧に掲載した任意保険の金額50,480円というのは、損害保険料率算出機構が作成した「自動車保険の概況(2017年度版)」を参考にしています。

この資料では軽自動車(乗用車のみ)の契約保険料845,066,742,000円に対し、保険契約台数16,740,716台で、ここから1台当たりの平均金額を算出しています。

…そんな軽自動車の任意保険で悩むのが車両保険の加入。

維持費用を考えて加入を悩む人も多いかと思います。

自動車保険の概況では保険契約台数の合計16,740,716台に対し、車両保険の契約台数は9,861,506台となっているので、その割合は58.91%でおおよそ6割弱。

リスクなどを考えて加入する側が多数派となっているようです。

…また、任意保険は自身の加入条件で差が大きくなるのも特徴です。

例えば等級による差は大きく、6等級と20等級の差は大体2倍程度、加入年齢も21歳以上と30歳以上で異なり、他にも限定条件を付与することで違ってきます。

関連記事:「自動車保険が安くなる?年齢条件の設定について」

通販型は維持費の安さが魅力

代理店を通じて加入する「代理店型」、ネットを通じて加入する「通販型(ダイレクト型)」があり、これも維持費の節約に大きく関係する要因となります。

ソニー損保の「見積りシミュレーション」では、N-BOX(G)、5,000km以下、20等級、30歳以上限定、本人限定、車両保険込みという条件でも保険料は23,480円(2019年4月調査時点)でした。

20等級の人の割合は4割以上いますが、通販型(ダイレクト型)自動車保険のシェアは2割前後といわれているので、年間維持費用を節約できる人は少なくないようですね。

加入者の条件によっても違ってくる話ですが、一括見積もりを利用して平均3万円以上保険料が安くなったという結果も明らかにされています。

保険の窓口インズウェブの公式サイト

買取で維持費1万円の節約?

最後はクルマの売却方法次第で「実質的に年間維持費用1万円の節約」と同等になる可能性がある節約方法について。

それは今でも半数以上の人が選択している軽自動車の下取り処分を、買取サービスに切り替えるという方法です。

買取サービスでは軽自動車の平均買取相場が「10万円以上」であることも明らかにされており、仮にその軽自動車を10年使ったとすれば実質年1万円分維持費用を節約したことと同じ意味になりますね。

タイプ回答数平均
査定差額
軽自動車154115,909円
全体672177,693円

(※ 参考 「車買取・下取りに関するユーザーアンケート調査」 ウェブクルー)

…せっかくなのでちょっと使い込んだ10年落ち前後のクルマでも、高値の買取金額で取引されたという売却実績もあるのでご覧ください。

車両情報買取相場
タント カスタム RS
年式:2008年、走行距離:5万km
カラー:ブラック
買取時期:2019.02
下取金額:5万円
買取金額:38.0万円
ミラ ココア ココアプラスG
年式:2009年、走行距離:5万km
カラー:ベージュ
買取時期:2018.02
下取金額:8万円
買取金額:37.8万円
ムーヴ カスタム Xリミテッド
年式:2009年、走行距離:5万km
カラー:Pホワイト
買取時期:2017.05
下取金額:3万円
買取金額:45.0万円

(※ 下取り金額は「トヨタの下取りシミュレーション」、買取金額は「ユーカーパックの売却実績」を参考にしています。)

もちろん買取サービスを使えば、どんなクルマでも下取りより10万円以上高く買取してくれる…というわけではありません。

しかし、売却実績をご覧のとおり車種によっては大きな違いになることもあるので、十分に試す価値があるのではないかと考えます。

気になる場合は上記のように匿名で買取相場をチェックできる買取サービスもあるため、まずはそういったところで情報収集してみるのもおすすめです。

…では、最後の締めとして。

軽自動車の年間維持費用を直接的に節約する手段はあまり多くはないし、大きな節約につながるものも多いとはいえません。

しかし、利用するサービスの選択次第では、…特に自動車保険の維持費用のコストダウン幅は大きく、間接的に維持費節約につながる買取サービスの有用性も小さくはないと思います。

維持費用が気になるときはぜひ参考までにご覧ください。

関連記事:「匿名OK!個人情報なしで買取相場を調べる方法」

大切な愛車を高く売る!
大切な愛車を高く売る!

2007年に買取査定サービスを開始した「かんたん車査定ガイド」は、2017年9月で利用実績が280万人を突破しました!

サービス情報買取業者情報
買取形式:一括提携業者:42社
利用料金:無料査定依頼:最大10社
入力項目:9項目業者選択:不可
入力目安:45秒対応地域:全国
売却実績①…トヨタ プリウス
年式
2010年
走行距離
6~7万キロ
査定日
2015年9月
+30万円の100万円で売却。
売却実績②…トヨタ ランドクルーザー
年式
2008年
走行距離
5~6万キロ
査定日
2015年7月
+60万円の460万円で売却。

運営会社であるエイチームライフスタイルは東証一部上場のエイチームのグループ会社で、査定申し込み後はすぐに概算査定が提示されます。

厳選な審査をクリアした優良な「JADRI会員のみ」で構成されているため、買取によるトラブルが起こりにくく、2016年4月~2017年3月に行なわれたアンケートでは平均10万円以上も高く売れたことが明らかに!

競売システムで高く売る!
競売システムで高く売る!

独自のオークションシステムで買取サービスを開始したのが「ユーカーパック」。

サービス情報買取業者情報
買取形式:競売業者数:2,000以上
利用料金:無料査定依頼:査定1回
入力項目:7項目業者選択:-
入力目安:30秒対応地域:全国
売却実績①…トヨタ プリウス
年式
2016年
走行距離
9,906km
査定日
2018年2月
+39万円の175.6万円で売却成立。
売却実績②…トヨタ アルファード
年式
2012年
走行距離
34,242km
査定日
2018年6月
+61万円の230万円で売却成立。

電話のやり取り&実査定は1回だけ!独自オークションで買取業者との直接交渉をする必要はなく、売り手が少ない手間で高く売りやすいという革新的なシステムが特長。

(※ 2018年5月の車種別平均入札件数はトヨタ ハイラックスサーフが1位で34.4件、トヨタ アルファードが29.1件、ホンダ ステップワゴンスパーダが29.0件という結果に。)

出張査定手数料、オークション出品料、成約手数料など完全無料で利用できるなどユーザーにありがたいサービス。