大きさ・長さ・幅…軽自動車の規格サイズ(寸法)を比較!

大きさ・長さ・幅…軽自動車の規格サイズ(寸法)を比較!

2017年の新車販売台数でも3割超えと高いシェアを占めている軽自動車。

法律によってその規格サイズに制限はあるものの、そこに詰められた自動車技術の集大成こそ軽自動車の魅力といえるのかもしれません。

なんと言っても維持費用が安く、小回りが利くので運転しやすく、室内空間の拡大により多くのことがこなせる利便性の高い1台へと進化を果たしていますね。

今回はそんな軽自動車の大きさ(長さ・幅・法的な規格サイズ)をガッツリとまとめ、車種別の比較も掲載しています。

軽自動車の規格サイズ(長さ・幅)

軽自動車の規格サイズ
全長3.40m(3,400mm)以下
全幅1.48m(1,480mm)以下
全高2.00m(2,000mm)以下

軽自動車の規格サイズは海外にはない日本独自のもので、「長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下」と法律によって定められています。

(※ 道路運送車両法施行規則 別表第1

もちろんこの規定を1mmでもオーバーしてしまうと、軽自動車という分類から外れてしまうことになるわけです。

簡単にまとめると、軽自動車の規格サイズが制定されたのは1949年(昭和24年)と今から50年以上昔の話で、そのサイズは「長さ2.8m、幅1.0m以下、高さ2.0m以下」と、高さこそ今と変わらないものの、全体の大きさは今とは比較にならないほどでした。

1955年には「長さ3.0m以下、幅1.3m以下」へと大きくなり、この規格サイズが約20年以上続くことになります。

そして、1976年には「長さ3.2m以下、幅1.4m以下」。

1990年(平成2年)には「長さ3.3m以下、幅1.4m以下」。

1998年(平成10年)には長さ3.4m以下、幅1.48m以下へと大きくなります。(改正は1996年で施行が1998年。)

年月軽自動車の規格サイズ
全長
(mm)
全幅
(mm)
全高
(mm)
1949年2,800以下1,000以下2,000以下
1955年3,000以下1,300以下2,000以下
1976年3,200以下1,400以下2,000以下
1990年3,300以下1,400以下2,000以下
1998年3,400以下1,480以下2,000以下

(※ 参考:「軽自動車とは」 軽自動車検査協会)

軽自動車の規格サイズが最後に変更されたのは1996年のことなので、もう20年以上も軽自動車の大きさは変更されていないことになります。

…ちなみに、この長期据え置き以前の1993年に登場し、軽自動車の規格サイズに革命を起こしたのがトールワゴン系の先駆者となった「ワゴンR」です。

乗用車といえば低車高が一般的だった時代に全高1,680mmというサイズで登場し、軽自動車の規格サイズに変革をもたらしたクルマといえるでしょう。

そして、改正後の2003年に全高1,725mmのショートノーズ「タント」が登場。

軽自動車でありながら狭苦しい印象を与えない設計になっており、様々なライフスタイルの中でも使い勝手の良い1台として支持され、ダイハツの代表車種となっていますね。

軽自動車の規格サイズを比較!

軽自動車のボディーサイズ

まずは軽自動車のボディーサイズのみをまとめた一覧をご覧ください。

車種規格サイズ:ボディー編
全長
(mm)
全幅
(mm)
全高
(mm)
【スズキ】
アルト3,3951,4751,500
ジムニー3,3951,4751,725
スペーシア3,3951,4751,785
ハスラー3,3951,4751,665
ワゴンR3,3951,4751,650
【ダイハツ】
ウェイク3,3951,4751,835
キャスト3,3951,4751,600
タント3,3951,4751,750
ミラ3,3951,4751,500
ムーヴ3,3951,4751,630
車種規格サイズ:ボディー編
全長
(mm)
全幅
(mm)
全高
(mm)
【ニッサン】
デイズ3,3951,4751,620
【ホンダ】
N-BOX3,3951,4751,790
N-ONE3,3951,4751,610
N-WGN3,3951,4751,655

最近販売されている軽自動車のサイズを数字で比べてみると一目瞭然で、全長と全幅は規格の目一杯で製造されているため、その大きさにはわずかな違いもありませんね。

高さについては各メーカーのコンセプトによって異なる部分となっています。

軽自動車は法律によって定められた規格の中で目一杯に設計されるので、軽自動車の形状は自然と四角に近く、俗に言う「箱型」と呼ばれるものが多いです。

例えば軽自動車で人気となっているN-BOX。

2017年8月にフルモデルチェンジをしていますが、2018年上半期で軽自動車唯一の10万台超えとさすがの好調ぶりを見せていますね。

2代目N-BOXの全高は先代より10mmアップの1,790mmで、先代と同じくトールワゴンの中でも俗にいう「スーパー・ハイト・ワゴン」と呼ばれるタイプになっています。

…せっかくなので比較してみると、コンパクトカーで人気となっている「ノート」の全高が1,520mm、ミニバンで人気となっている「セレナ」の全高が1,840mm。

N-BOXの全高はセレナと50mmしか違わないというのは驚きですね。

関連記事:「子供の数え方とは?軽自動車の定員オーバーと反則金」

軽自動車の室内空間

せっかくなのでボディーサイズだけでなく室内空間も比べてみましょう。

車種規格サイズ:室内編
室内長
(mm)
室内幅
(mm)
室内高
(mm)
【スズキ】
アルト2,0401,2551,215
ジムニー1,7951,3001,200
スペーシア2,1551,3451,410
ハスラー2,1601,2951,250
ワゴンR2,4501,3551,265
【ダイハツ】
ウェイク2,2151,3451,455
キャスト2,0051,3201,245
タント2,2001,3501,365
ミラ1,9351,3451,240
ムーヴ2,0801,3201,280
車種規格サイズ:室内編
室内長
(mm)
室内幅
(mm)
室内高
(mm)
【ニッサン】
デイズ2,0851,2951,280
【ホンダ】
N-BOX2,2401,3501,400
N-WGN2,0551,3551,300
N-ONE2,0201,3001,240

以前は軽自動車の大きなデメリットにもなっていた室内空間。

本当は実際に触れてみるのが一番分かりやすいですが、想像していたよりも十分使い勝手の悪くない空間になるよう設計されています。

各メーカーの研鑽により多様なシーンで実用的なレベルではないかと。

軽自動車のサイズが気になる場合は、外側のボディーサイズだけでなく、内側の室内空間も数値化して比較しておくのがおすすめです。

さらに詳しい情報については各メーカー公式サイトをご覧ください。

・ニッサン公式サイトのラインアップ
http://www.nissan.co.jp/CARLINEUP/

・ホンダ公式サイトのラインアップ
https://www.honda.co.jp/auto-lineup/?from=navi_pulldown_c

・スズキ公式サイトのラインアップ
http://www.suzuki.co.jp/car/lineup/

・ダイハツ公式サイトのラインアップ
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/index.htm

軽サイズは自動車技術の集大成

そもそも軽自動車という規格サイズは日本の独自規格で、ときにガラパゴス規格と揶揄されることもあり、そこから転じて「ガラ軽」と呼ばれることもあります。

しかし、日本の狭い土地柄に合わせて開発され、技術の進化とそれらの集大成により生み出された軽自動車は、決して外では通じないガラ軽ではないと考えます。

例えば、インドで日本独自のサイズ(排気量は異なる)で販売されたアルトシリーズ(2000年発売開始)は、2005年度から14年連続で販売台数1位を獲得しています。

もちろんそのサイズによるお手頃価格も手伝っていますが、技術による信頼性も得てアルトシリーズはインドで国民車と呼ばれるほどです。

日本の「ものづくり」の歴史から生み出された英知が、異なる国でこのように評価されるというのは嬉しいことですね。

…長らく据え置きとなっている軽自動車のサイズですが、EV(electric vehicle、電気自動車)シフトの波が強まっており、軽自動車の規格見直しもこのときになるのでは?…という声も囁かれています。

将来的に軽自動車のサイズがどういった形になっていくのかは不明ですが、今後の動向には個人的にも非常に気になるところです。

関連記事:「いくらが目安?軽自動車の年間維持費用を計算!」

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