非会員でもOK!JAF料金(年会費)の必要性とは?

非会員でもOK!JAF料金(年会費)の必要性とは?

JAF(ジャフ、一般社団法人 日本自動車連盟、Japan Automobile Federationの略)といえば50年以上も続くロードサービスの代表的存在。

JAFの料金は保険的要素の強いコストになりますが、救援依頼件数は年間約200万件以上となっており、実際に助けてもらったという人も少なくないため、加入の判断に悩む人も多いのではないでしょうか。

しかし、最近では以前よりも多くの選択肢があり、選び方次第ではコストを抑えることも難しくないため、一度は比較してみることをおすすめします。

JAFの料金やサービスといった基本情報、JAFの料金と他社との比較など、ここでは特に料金についての情報を掲載しているので参考までにご覧ください。

JAFの料金と基本サービス

JAFは非会員でも利用可能ですがそれなりに料金が必要になります。

会員と非会員の必要料金の差額も確認すべき要点になるでしょう。

【一般道路】
(税込価格)
会員非会員
8~20時20~翌8時
基本料無料8,230円10,290円
作業料工数0.5まで無料工数による
けん引料15kmまで無料1km毎720円
部品・油脂・燃料実費実費

(※ 出典:「ロードサービス料金」 JAF)

簡単に解説すると、非会員の方がJAFに依頼すれば必ず必要になるのが基本料で、「基本料+作業料など」というのが基本になります。

工数は1.0で1時間という計算になるので、会員時の作業料は30分相当(工数0.5)まで無料ということになります。

けん引料は15km超では非会員と同じく1km毎720円となります。

JAFの料金(入会金と年会費)

最も基本の定番プランなら入会金2,000円で年会費4,000円。

また、数年分の会費をまとめ払いすることで入会金を安くすることはできますが、これにより年会費が安くなることはありません。

種別入会金年会費
1年分2,000円4,000円
2年分1,500円8,000円
3年分1,000円16,000円
5年分無料20,000円
1年分+
自動振替
1,500円4,000円

(※ 出典:「ロードサービス料金」 JAF)

質問されることも多いので解説すると、入会金は会員登録のときの1回だけ必要なコストなので、まとめ払いでお得になるのはそのときの出費だけです。

そのあと会員を継続すれば入会金は今後支払う必要はありませんが、継続を解除すれば再度入会金が必要になります。

自動振替タイプは「継続手続きを忘れた!」なんてことが起こらないよう、支払い時期になったら年会費が自動で引き落としされるタイプ。

継続手続きをうっかりと忘れて再入会という人も少なくないそうなので、腰を据えて利用するつもりなら手間が少なくなります。

様子見なら入会金が高くても短期間、JAFメインという人は5年分で入会金を節約…などの選択肢になりますね。

気になるJAFの加入率を調査

JAFに加入している人が多いなら自分も加入しようかな…という選び方をする人もいると思うので、そういった人のためにおおよその加入率も試算してみます。

(※ 公式サイトでも加入率が公開されているわけではないのであくまで推定。)

JAFの会員数は1993年に1,000万人を突破しており、2017年11月末には19,018,337人に達したことが公式サイトにて明らかにされています。(※ JAFのニュース「JAF会員数が過去最高の1900万名に到達」より。)

そして、警察庁が作成した「運転免許統計 平成29年版」によると、運転免許の保有者数は82,255,195人です。

つまり、免許保有者の23.12%…つまり5人に1人は加入している計算になります。

…ちなみに、この数字にはロードサービスとは高い確率で無縁となるペーパードライバーも含まれています。

ペーパードライバーの正確な人数を把握できるデータはありませんでしたが、いくつかアンケート調査結果を調べてみるとおおよそ2割程度にはなるようです。

仮にこの2割を除外すると加入率は28.9%となり、JAFの加入率はおおよそ3割弱といったところではないかと。

あくまで推定値なので参考程度にして頂ければと思いますが、やっぱり知名度が高いのでなかなかの割合にはなりそうですね。

関連記事:「気になるデータ…任意保険の加入率ってどうなの?」

料金は優待込みで検討すべし

JAFの優待特典は大きく分類すると継続年数に関係なく受けられる一般的な優待特典と、10年以上で受けられる優待特典の2つがあります。

一般優待の充実度はかなり高いので、これも含めて検討するのがおすすめです。

10年以上継続の優待特典

10年以上、20年以上、30年以上、40年以上でランクアップする仕組みになっており、オリジナルステッカー、ドライブMAP、健康相談サービスなどのやや高年齢向けの内容。

30年以上はプレミアム優待となっており、グルメやホテルなどを中心にした旅行向けの内容になっています。

こちらは全体的に有効活用できる人は限定的な印象ですね。

…あと、残念ながら長期利用で料金が安くなるといったメリットは一切ないので、40年以上といった超長期利用でも維持コストに違いはありません。

継続年数関係なしの一般優待

個人的に要チェックなのがこちらの万人向けの優待特典。

カラオケ、ピザ、レンタカー、ガソリンスタンドなど全国でチェーン展開している店舗が多く含まれており、その優待施設の数は48,000以上となっています。

(※ 詳しくはJAFナビ公式サイトの「会員優待情報」をご覧ください。)

つまり、よく行くお店など身近な店舗が含まれている可能性も高いので、使い方次第では年会費分を取り戻しやすいというわけです。

場合によってはこの一般優待がJAFへの加入の決め手になるかもしれないので、単純な料金面だけでなく、優待分もしっかり加味して検討してみるのがおすすめです。

JAF会員と非会員の料金差額

例えば救援依頼の多いバッテリー上がりの場合、「昼間・一般道路・非会員」の条件だと基本料8,230円+4,650円(工数0.5)で12,880円が必要となります。

タイヤ交換(スペアタイヤとの交換作業)の場合、「夜間・一般道路・非会員」の条件だと基本料10,290円+2,790円(工数0.3)で13,080円が必要…といった感じですね。

…会員になるとこういった事例も含めてかなりの内容がお得に。

作業内容にもよりますが、ざっと平均してみてもJAFの料金は12,000円以上になるので、非会員の1度の出費は年会費3年分程度といえるでしょう。

逆にいえばおおよそ3年に1回程度しか利用しないのであれば、非会員で利用するといったスタイルと大差はない…とも考えることができます。

もちろん現実的にはこのように単純計算通りにはなりませんが、おおよその目安としてはこの考え方も参考にしておくのがいいでしょう。

JAFの料金(年会費)は安くなる?

結論からいうとJAFに関する料金で安くできるのは、最初に紹介した複数年契約で入会金を安くできるだけで、年会費を安くする手段はありません。

…また、長期利用しても年会費は安くはなりません。

ネットで情報検索してみると、「JAFの年会費4,000円を無料にする方法!」…といった記事のタイトルを見かけることは多いですがそんなものはありません。

厳密には「JAFに年会費4,000円を支払わなくても、それに近いロードサービスを受けられる選択肢がありますよ。」…というのが正しい表現といえるでしょう。

ロードサービス付きのクレジットカードを利用するという選択肢もありますが、今は加入率の高い自動車保険に充実したロードサービスが無料付帯していることが多いので、それと比較してみるのがおすすめです。

JAF料金vs自動車保険無料付帯

クルマには欠かせないほどの加入率となっているのが自動車保険。

最近では大手やダイレクト型でも付帯できるところが増えており、個別にJAFに加入するのではなく、こちらの付帯サービスをメインにしている人も多いです。

JAFとのサービス内容に違いはありますがコスパでは優劣をつけがたい内容になっているので、JAFの料金分を節約するなら有力な候補になってくると思います。

以下にまとめた一覧はJAFと自動車保険の比較です。

種別JAFソニー
損保
チューリッヒ
料金年4,000円無料付帯無料付帯
拠点数約2,000箇所約9,000箇所約9,500箇所
バッテリー
上がり
・制限なし・期間中1回・期間中1回
スペア
タイヤ交換
けん引・15kmまで・150km
・保険会社指定
 工場 無制限
・100km
・保険会社指定
 工場 無制限
ガス欠・実費・期間中1回
・1年目実費
・2年目以降
 10L無料
・期間中1回
・10L無料
宿泊費用・対応なし・車検証記載
 の定員数
・搭乗者全員
 全額補償
帰宅費用・対応なし・車検証記載
 の定員数
・搭乗者全員
 全額補償

(※ 「期間中1回」というのは「保険期間中に1回」という意味であり、自動車保険は基本的に1年間で契約することが多く、この場合は1年に1回ということになります。)

自動車保険を使うと等級は下がりますが、付帯サービスであるロードサービスのみを利用した場合は保険を使ったことにはならないので、等級が下がることはありません。

ここで紹介したソニー損保では、事故対応とロードサービスについての「お客様の満足・不満の声(評価・評判)」も掲載されており、地域・満足度・ロードサービスのみといった絞り込みが可能なので、一度チェックしておくのもいいでしょう。

関連記事:「3等級ダウン、1等級ダウン、ノーカウント事故とは?」

JAFと保険では対象が違う

JAFと自動車保険のロードサービスの大きな違いは「その対象」。

JAFは会員である「人」が対象になり、自動車保険では契約している「クルマ」が対象になるので、例えばJAFなら会員が他人のクルマを運転して生じたトラブルの場合でも、会員扱いでサービスを受けることができます。

…一部で制限のある項目もありますが、一概に全てが劣るわけでもないので人によっては十分選択肢になってくるのではないでしょうか。

JAF料金は保険で必要性が変わる

例えばJAFの救援依頼でも飛びぬけて件数の多いバッテリー上がり。

それだけで考えても、余程のことがない限り年に数回お世話になる人は確率的にも相当低いと思うので、多くは年に1回あれば十分とも考えられます。

個人的におすすめなのはメインを自動車保険付帯のロードサービスとし、JAFは何かあったときに非会員で利用するというのがおすすめです。

トラブル遭遇率にもよりますが、そういった事態に陥ったことがないという人であれば、自動車保険のロードサービスで十分にカバーできる可能性が高いです。

そして、この場合であればJAFに年会費を払い続けるよりも、非会員で利用するコストの方が確率的にも安上がりになるかと思います。

…ちなみに、知人は20年JAFに加入し続けていましたが全く利用する機会はなく、自動車保険のロードサービスの内容が充実してきたこともあり、そちらをメインにすることでJAFは退会するという選択をしています。

ロードサービスといえば今でもJAFを真っ先に思い浮かべる人は多いと思いますが、内容を吟味してみると十分に他を検討するだけの選択肢が増えているので、これを機に見直してみるのもおすすめです。

関連記事:「必要?車両保険の免責金額や等級変動について」

…あと、人によってはJAFのほうが安心できるという場合もあるでしょう。

そんなときは自動車保険のロードサービスを外して節約する選択肢もあります。

多くの保険会社ではロードサービスは自動で付帯されていますが、おとなの自動車保険やチューリッヒ(ネット専用のみ)はロードサービスを外すことも可能です。

契約者との契約内容にもよりますが、おおよ年間1,000円前後の節約になるので、JAFをメインにしたいという場合は、こういった選択肢も検討する価値がありそうですね。

非会員でもOK!救援事例

実際にどういった事態に陥るのか…といった事例を確認しておくことも、加入の判断材料になるかと思います。

詳しくは公式サイトの「ロードサービス救援データ」をご覧頂くとして、ここでは特に上位にランクインしている事例を抜粋して掲載しています。

まず、2017年度(2017年4月~2018年3月)の救援依頼件数は2,384,110件。

(※ 2016年度は2,383,233件、2015年度は2,337,800件なのでおおよそ同程度。)

救援依頼で圧倒的に多いのはいわゆる「バッテリー上がり」と呼ばれるバッテリートラブルで、2017年度は738,546件と構成比3割を超える圧倒的な件数となっています。

そして、2位は391,799件でパンクやバーストなどのタイヤトラブル、3位は192,098件でキー閉じ込みと続きます。

…ついでに書くとバッテリー上がりといえば要因になりやすいのがエアコン。

特に夏場は猛暑日が増えており、エアコンの使用率はどうしても高くなってしまうため、電気の消費量も想像以上に多くなります。

バッテリートラブルが生じるリスクも高まるので使い方には要注意ですね。

…ところで、2017年11月末時点でのJAFの会員数である19,018,337人に対し、2017年度の救援依頼件数は2,384,110件で、これはおおよそ8人に1人という割合に。

(※ 救援依頼は非会員からもあるので、会員限定で考えると実際にはもっと少ない割合になりそうですね。)

つまり、1年間に1回もJAFを利用しなかったという人は多く、それどころか5年間で1回も利用しなかったという人も少なくはないでしょう。

実際には偏りなどもあるのでそんな単純計算のみで推測できる話ではありませんが、それでもこのあたりの数字は参考にする価値はあるかなと考えます。

関連記事:「忘れたはNG?法定12ヶ月点検(1年点検)の費用と義務」

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