記名被保険者とは一体誰のこと?選び方も大切?

記名被保険者とは一体誰のこと?選び方も大切?

自動車保険の加入時に記載が必要となる「記名被保険者」。

記名被保険者は聞き慣れない言葉ですが、実はちゃんと理解しておく必要のある、まさしくキーワードになります。

そもそも記名被保険者とは?

「被保険者」とは保険を被る(こうむる)人のことで保険を受ける人、つまりは「保険の対象」となる人のことをさします。

その中でも「記名被保険者」は被保険者を決める中心的な存在であり、補償範囲を決定付ける人になるというわけです。

記名被保険者以外に被保険者となれるのは以下の人になります。

被保険者被保険者の内訳
記名被保険者(被保険者の中心的存在)
記名被保険者の配偶者
記名被保険者の同居親族
記名被保険者の別居の子供(未婚)

記名被保険者を中心に補償の対象が決まるため、上記の関係者が契約した車両を運転して事故を起こしても、補償の対象となり保険金が支払われるというわけです。

1台の車を家族で使いまわすという家庭も少なくないと思いますが、わざわざ個人個人で保険に加入する必要がないというわけですね。

これが記名被保険者の基本的な知識といったところですが、記名被保険者となるには大切な条件があります。

記名被保険者の条件とは?

記名被保険者には誰を選んでもいいというわけではありません。

保険会社からすればその保険契約のリスクや保険料を決める重要な存在となるため、「契約した車両を主に使用する人」を記載しなければいけません。

大切なことですがこれを忘れがちな人は多いようです。

実態のともなわない虚偽内容で契約できたとしても、告知義務に反したとみなされれば、保険金が支払われないことや、こういったことが明らかになった時点で解約される可能性もあるため注意しましょう。

また、意図していない場合でも契約と実態が合わない状況になった場合は、すみやかに保険会社に連絡することが必要となります。

補償の範囲を限定することも?

記名被保険者を中心に補償対象が決まるという話をしましたが、基本となる補償対象を夫婦や本人、年齢を21歳以上など限定することで保険料を安く抑えることもできます。

当然ながら運転する人の年齢などが、補償範囲から外れてしまわないように注意して設定する必要はありますが。

年齢条件
21歳以上、26歳以上、30歳以上など年齢条件を、比較的リスクの低い年齢層まで高めることで、保険料を抑えることができます。
運転者限定
本人限定、夫婦限定、家族限定など補償範囲を限定することで、保険料を安く抑えることができます。

関連記事:「自動車保険が安くなる?年齢条件の設定について」

被保険者、契約者、所有者の違い

自動車保険を契約する際に混同しがちになるのが、今回の記事のテーマでもある記名被保険者名、保険契約者名、車両所有者名かと。

名称だけ見ると似通った印象もありますがその違いを簡単にまとめました。

記名被保険者
被保険者(保険の対象)の中心となる存在で、記名保険者を基本にその配偶者、同居親族などが補償対象に。また、契約車両を主に使用する人のことにもなります。
被保険者
記名被保険者を含む被保険者、つまり保険の対象となる人のこと。
保険契約者
保険の契約をした人であり保険料の支払いをする人のことで、記名被保険者と同じにすることも別にすることもできます。保険契約者については次の項目で詳しく解説。
車両所有者
車両所有者は車検証(自動車検査証)に記載されている人。

記名被保険者、保険契約者名、車両所有者名は異なっていても、自動車保険を契約する上で守らなければいけないルールを守っていれば問題ありません。

…車を主に使用する人が記名被保険者になっているかとかですね。

例えば母親名義となっている車を父親がメインで使用していたが、18歳になった子供が免許を取得した際、その車を子供がメインで使うことになったという場合。

車両所有者は母親のまま、保険契約者が父親、記名被保険者が子供という感じでバラバラになりますが問題ないというわけです。

保険契約者との違いは?

記名被保険者と保険契約者は同じ人にすることも別の人にすることも可能です。

混同するかもしれませんが契約をした人が保険契約者、その保険の対象となっている人が被保険者となります。

まとめると以下の一覧のような感じに。

契約者と被保険者を同じにしている場合
契約者保険会社への保険料の支払い
保険会社より保険金の受け取り
契約者と被保険者が違う場合
契約者保険会社への保険料の支払い
被保険者保険会社より保険金の受け取り

たぶん混同してしまう人は「契約者=被保険者」と覚えているのかもしれませんが、これはあらためて「そもそも契約者と被保険者は別の人にできる」と覚えてしまえば、今後は混同しなくなるかなと思います。

未成年者の自動車保険契約

未成年者の自動車保険契約

未成年者が単独で契約(法律行為)をすることは原則としてできないことになっており、もちろん自動車保険の加入も契約なのでこれに含まれます。

以下はその法律の条文です。

未成年者の法律行為
民法 第5条 第1項 未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
民法 第5条 第2項 前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。

例えば18歳で免許取得後、即運転、即自動車保険への加入を…というパターンは多いかと思いますが、自動車保険の加入も法律行為なので、単独で保険契約者となることはできないというわけです。

未成年者が保険の契約をするには?

未成年者が契約者となるためには、一般的には親(親権者)、もしくは後見人などの法定代理人の同意書(署名、捺印のあるもの)が必要となります。

つまり、未成年者だけでという単独の契約はNGとなりますが、親の同意を得て同意書を用意できれば契約できるということ。

同意書があっても契約不可の場合

保険会社によっては親の同意書の有無に関係なく、未成年者を契約者にすることをNGとしているところもあるので事前に確認しておきましょう。

未成年者が直接保険契約者となれない場合には、親に保険契約者になってもらい、未成年者の人は記名被保険者になることで契約することが可能になります。

関連記事:「気になるデータ…任意保険の加入率ってどうなの?」

記名被保険者の等級の引継ぎ

記名被保険者は該当者に「等級を引き継ぐ」ことができます。

とはいえ、全くの他人に引き継ぐことはできず該当者となるのは…

  • ・記名被保険者の配偶者
  • ・記名被保険者の同居親族
  • ・配偶者の同居親族

…となります。

これに該当する人であれば自分がこつこつと育て上げた等級を、子供や配偶者などに引き継ぐことができるというわけです。

「同居親族」という条件にもある通り、子供が就職などで別居予定なら別居前に引き継がないと、別居した後の状態では引継ぎができなくなります。

また、引き継がれる等級は10等級や20等級などのお得な状態ばかりではなく、「事故有係数」や「デメリット等級」も引き継がれますので注意が必要です。

「記名被保険者の変更」を利用してデメリット等級のリセットを考える人もいるようですが、そのこと自体で起こるデメリットが大きいのでおすすめはできません。

関連記事:「基礎知識…自動車保険の等級とは?」

デメリット等級の引継ぎとは?

デメリット等級は交通事故などによって1~5等級になってしまった等級のこと。

等級が下がるほど保険料が高くなるというデメリットだけでなく、あまりにも等級が低い、つまりリスクの高い人は自動車保険の更新や加入を断られる可能性が高まります。

記名被保険者を変更しても…

等級引継ぎを利用してこのデメリット等級をどうにかできないかと考える人もいるようですが、記名被保険者を変更しても変更後の記名被保険者にデメリット等級が引き継がれてしまいます。

そもそも記名被保険者は個人で自由に選べるものではなく、あくまで「契約車両を主に運転する人」でなければいけません。

保険会社を変更しても…

また、こういったデータは会社間で共有されているため、保険会社を変更して新規契約してもデメリット等級は引き継がれます。

新車を購入しても…

新たに車両を購入して「増車」とすれば新規で6等級スタートの自動車保険は契約できますが、後日に前の車の廃車、自動車保険の解約など車両入替をすればすぐにばれます。

本人的に入れ替えの意図がなく純粋な増車のつもりで行なっていても、保険会社側が実質の車両入替と判断すれば契約を継続できなくなる可能性もないとはいえません。

契約が成立できてもデメリット?

こういったことに対処するため契約におけるチェックは厳しいですし、例え保険契約が一旦成立できたとしても、不正が明らかになった場合はいざというときに保険金が支払われないこともあります。

当てにしていた備えが使えなければ大変なことになるのは明白。

いわゆる「デメ等級逃れ」は常にリスクが付きまとうため、将来事故を起こしたときの補償を考えると、デメリットのほうが大きくおすすめできないというわけです。

こういったことを踏まえて考えると、結局のところ13ヶ月間保険に加入しなければ等級はリセットされるので、任意保険には加入せず車の運転も極力控えることがすすめられます。

関連記事:「保険料にも違いが?車両料率クラスとは?」

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