条件は厳守で…免許条件違反の点数と反則金

条件は厳守で…免許条件違反の点数と反則金

運転免許の条件については普段からしっかり確認する機会が少ないことから、確認不足による誤解などが起こりやすいようです。

今回はそんな免許の条件に関係する「免許条件違反」、加えて混同されがちな無免許運転との違いなどについて解説します。

免許条件違反の概要と条文

「免許の条件等」というのはその免許で運転可能な車を運転する際、それを満たさなければ運転することはできないという条件のことをいいます。

その条件についてはそれぞれの免許証に印字されており、条件を満たさずに運転すれば「免許条件違反」に該当することになります。

(※ 免許条件違反はしばしば無免許運転と混同されてしまうことも少なくないので、これについてはあとの項目で詳しく解説します。)

免許条件違反での加点と反則金(罰金ではありません。)については以下のとおり。

(※ 反則金と罰金の違いについては、「混同しがちな罰金、反則金、過料、科料の違いとは?」をご参照ください。)

種別点数反則金
大型普通二輪原付
免許条件違反29,0007,0006,0005,000

…さらに道路交通法の条文については以下をご覧ください。

免許の条件
第91条 公安委員会は、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要があると認めるときは、必要な限度において、免許に、その免許に係る者の身体の状態又は運転の技能に応じ、その者が運転することができる自動車等の種類を限定し、その他自動車等を運転するについて必要な条件を付し、及びこれを変更することができる。

関連記事:「まとめ!交通違反点数と反則金の一覧」

そもそも免許の条件って何?

運転免許の条件は免許証の中ほどにある「免許の条件等」という項目に記載されるもので、最近ではAT限定で普通免許を取得した場合の「普通車はAT車に限る」や、視力が弱い場合に印字される「眼鏡等」といった表記が多くなっているようです。

(※ オートマ(AT車)については条件が印字されますが、マニュアル(MT車)で取得した場合の条件は空白で何も記載されません。)

…また、免許制度の改正により表記が複雑化したものもありますね。

2007年に導入された中型免許導入前に普通免許を取得した人は「中型車は中型車(8t)に限る」という限定条件が付いています。

2017年3月より開始された準中型免許により、これより以前に普通免許を取得した人は「準中型で運転できる準中型車は準中型車(5t)に限る」という限定条件が付きます。

他にも身体的な条件としては先に紹介した眼鏡等以外に補聴器、義手、義足などの条件もここに表記されます。

…ちなみに、今ではかなり少数派になるであろう全く条件を必要としない人については、免許の条件等の右側は何も印字されないため、免許証の真ん中がぽっかりと大きな空白になるというレイアウトになります。

警察庁が作成している「運転免許統計 平成27年版」によると、2015年の免許保有者総数が約8千万人(82,150,008人)となっています。

このうち眼鏡等と印字されているのは約4千万人(39,579,341人)と約半数、中型8t限定は約7千万人(69,144,395人)、普通免許でのAT限定は約1,300万人(12,982,344人)に。

条件の項目は複数が併記(併せて記載されること)されることになりますが、全体の8割以上の免許証に眼鏡等やAT車に限るなどの何らかの記載があり、全く記載のない空白のものは2割以下と比較的少数派であることがこの資料から明らかになりますね。

…ちょっと雑学混じりの横道にそれてしまいましたが、免許の条件等はそれぞれでしっかり把握しておくことがすすめられます。

条件が変更された場合の注意点?

一度低下した視力を回復させることは難しいですが、近年ではレーシック手術を行うことで視力を矯正する方法なども一般的に広まっています。

例えばレーシック手術によって視力を矯正した場合、眼鏡やコンタクトレンズの装着は不要になりますが、それでも免許の条件等を満たさずに運転した場合は免許条件違反になってしまうのでご注意。

免許の条件等に付されている条件と異なる状態で運転する場合は、その条件を解除するための「限定解除手続き」が必須となりますので覚えておきましょう。

「限定解除申請書」に必要事項を記入し提出、限定解除の手続きを行なったあとは運転免許証の裏面の備考欄に「眼鏡等条件解除」といった文言が印字されます。

…ここまで手続きしておかないと、未手続きで運転すれば違反扱いで加点されることになるため、手続きは忘れることなくセットで覚えておいてください。

免許証表面にある免許の条件等については、次回免許を更新した際に除外されます。

関連記事:「運転免許の取得や更新に必要な視力のまとめ」

免許条件違反と無免許運転の違い

免許条件違反と無免許運転の違い

免許条件違反と無免許運転を混同してしまう人もいるのでその違いについて。

例えば起こりがちなのが「眼鏡を忘れたけど運転してしまった」…というケースで、普段運転している車を条件を満たさずに運転してしまったというのであれば、適用されるのは免許条件違反となります。

…そして特に混同されるのがトラックを運転する場合。

そもそも運転免許というのは一般名で、最も一般的なものでも正式には「普通自動車免許第一種」といい、これは免許制度による免許区分の一種です。

この運転免許で運転可能と定められている車のみ運転することができるわけで、規定外に当たる車を運転すればそれが無免許運転となるわけです。

つまり、まずは該当する車を運転する資格を有しているかどうか、その資格がないのに運転すれば無免許運転となり、資格があっても眼鏡等やAT限定などの限定条件を満たさなければ、免許条件違反となります。

…こうして考えると免許条件違反とは全くの別物であることが分かるのではないかと。

マニュアル車とオートマ車

間違えるというケースはないでしょうが疑問に思う人もいるかと思うので解説。

例えばAT限定の普通自動車免許しか持っていない人がマニュアルの普通車を運転してしまった場合、無免許運転ではなく免許条件違反に該当することになります。

普通免許があり該当車も普通車なので無免許運転にはならないというわけですね。

…まぁ実際的には練習なしにいきなり操作できるものではないので、逆に「これが免許条件違反で済むのか…」と疑問に感じるところではありますが。

関連記事:「限定解除!AT免許からMT免許へ変更する方法」

ちょっと複雑な中型車

最後はちょっと複雑になってしまった中型車について。

普通免許で運転できる車は運転免許を取得した時期によって違っており、以前は普通免許で4tトラックまで運転可能となっていましたが、最近取得した普通免許では2tトラックでも運転はできなくなっています。

注意すべきケースをいくつか挙げると、例えば「中型車は中型車(8t)に限る」という条件付きで8tを超えるタイプの中型車を運転した場合、中型車の運転資格はあるので免許条件違反に該当することとなります。

また、2017年3月以降に普通免許を取得した人が2tトラックを運転してしまった場合、そもそも中型車の運転資格を持っていないので、この場合は免許条件違反ではなく無免許運転という扱いになります。

ちょっとややこしいですが、取得時期が違っていても運転できる範囲は同じと認識している人も少なくないので、自分が運転できる車の範囲は自分でしっかり確認しておきましょう。

普通免許で運転できるトラックについては別記事の「2t?3t?普通免許で運転できるトラックとは?」にてさらに詳しく書いているのでよければ参考までに。

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