カーリース4社を比較…お得なサービスとは?

カーリース4社を比較…お得なサービスとは?

クルマの新しい使い方として注目されるのが「個人向けカーリース」です。

「JALA(日本自動車リース協会連合会)」によると、個人向けカーリースの保有台数は2017年度末時点では25万台を突破となかなかの成長ぶりを見せています。

…そんなカーリースで最も気になるのはやはり月々の支払金額。

「毎月1万円のみ!」…といった表記を見かけますが、実はボーナス払い前提でボーナス払いなしだと特別安くない金額だったりするので注意しておきたいところです。

また、「含まれているもの・含まれていないもの」もポイント。

代表的なところでいえば車検の法定費用と整備用で、法定費用(自賠責保険料、自動車重量税)はリース料金に含むが、整備費用は含まれていないなど各社によって扱いは異なるため単純な比較はしづらいです。

ここではそういった詳細情報を明らかにした上で比較し、各自に適したカーリースを選びやすいように整理してみました。

各社の特徴を比較…ダイジェスト編

まずは誰もが知りたい各社の特徴をダイジェストでご紹介したいと思います。

サービス名期間特徴
NOREL超短期
~短期
・対象は中古車
・乗り換えやすい
カルモ短期
~長期
・メンテパックあり
・1~9年に対応
カーコン
カーリース
長期・メンテパックあり
・満了後はクルマを貰える
スマート
ビークル
中期
~長期
・メンテパックあり
・選択肢が多いので調整可

■ NORELは希少な「中古車短期リース」。

定額制(サブスクリプション)プランで外車やスポーツカーなどの乗り換えが可能で、最短90日から利用可能な超短期~短期型のリースサービス。

任意保険込み(車両保険以外)、車検費用(法定&整備含む)不要となっており、色々なクルマを次々と乗り換えて楽みたい人向け。

料金は短期間を前提とした設定になっており、中期~長期利用での利用料金は割高になってしまうのでご注意。

■ カルモは「短期~長期リース」のオールラウンダー。

リース期間は1~9年の1年刻みで選択可能になっており、最長9年なら頭金&ボーナス払いなしでも車種によっては1万円台も可能に。

メンテナンスパックが導入されたことによって他社と肩を並べるほど利便性が高まっており、比較する際はチェックしておきたいひとつに。

■ カーコンカーリースは「長期リース」。

「もろコミ7」&「もろコミ9」といったリース期間7年以上の長期型なので、カルモと同じく長期契約で月々の支払いを抑えやすくなります。

また、契約満了後に契約していたクルマを無償でもらうことができるため、末永くクルマを使用したいのであれば一考の価値あり。

整備関係の手間を軽減できるメンテナンスパックは導入されていますが、今のところ軽自動車限定のサービスとなっているのが残念なところ。

■ スマートビークルは「中期~長期リース」。

この中では最も契約内容のカスタマイズ性が優秀で、メンテナンスパック、距離制限、頭金など各自に適したプランで組み立てやすいです。

メンテナンスパックは車検はもちろんのことタイヤ、オイル、ブレーキパッドなどの消耗品まで面倒を見てくれる丸ごとお任せのゴールドパック、逆にメンテナンスを完全に自己管理にするホワイトパック、その中間にあたるシルバーパックの3種から選択可能。

…おおよそ簡単なまとめでもこれだけの違いがあるので、やはり各社の特徴はしっかりと把握しておくのがおすすめです。

徹底比較!カーリースの料金や特徴

料金や税金・メンテナンスなど

まずは各社の契約情報を比較用にまとめた一覧をご覧ください。

種別スマート
ビークル
カーコン
カーリース
カルモ
保険や税金など
任意保険×××
自動車税
メンテ
パック
ゴールド(G)
シルバー(S)
ホワイト(W)
軽自動車
のみ:○
ゴールド(G)
シルバー(S)
ホワイト(W)
重量税G:○
S:○
W:×
G:○
S:○
W:○
自賠責G:○
S:○
W:×
G:○
S:○
W:○
車検やメンテナンスについて
車検(整備)G:○
S:○
W:×
G:○
S:○
W:×
オイル交換G:○
S:○
W:×
Mあり:○
Mなし:×
G:○
S:○
W:×
タイヤ他
各消耗品
G:○
S:×
W:×
Mあり:○
Mなし:×
G:○
S:×
W:×

スマートビークルのGはゴールドパック、Sはシルバーパック、Wはホワイトパック、カルモのGはゴールドメンテプラン、Sはシルバーメンテプラン、Wはホワイトプランです。

名称やカバー範囲がは若干異なりますが、両者はおおよそ同じようなサービス内容になっており、選んだものによって含まれる内容と料金が違ってきます。

カーコンカーリースのメンテナンスパックは軽自動車限定、車検整備費用は基本料のみ、各種消耗品は回数制限ありですが、こちらも初心者にはありがたいパックです。

車両・支払方法・契約について

種別スマート
ビークル
カーコン
カーリース
カルモ
車両について
グレード
ボディー
カラー
距離制限500km
~1,500km
2,000km1,500km
支払方法や契約について
頭金0~50万円
(選択可能)
なしなし
ボーナス払0~5万円
(選択可能)
0円
~選択可能
なし
リース期間3・5・7年7・9年1~9年
支払方法口座引落
(一部クレ)
口座引落口座引落
(クレ不可)
中途解約原則不可可能原則不可
契約満了返却
乗り換え
延長
買取
返却
乗り換え
無償譲渡
返却
乗り換え
延長

また、一般的にカーリースでは中途解約できるところは多くありません。

スマートビークルやカルモでも原則不可となっており、解約手数料は高額になる可能性があるので、最初にそのことを含めてよく考えておくことがすすめられます。

関連記事:「いくらが目安?200~400万円での車の頭金相場とは?」

各社の料金や特徴を個別に解説

詳細を書くとかなりのボリュームになってしまうので、ここでは比較に必要な情報だけをピックアップする形でまとめています。

NOREL(ノレル)の料金や特徴

NOREL(ノレル)の料金や特徴

NORELはガリバーを運営する株式会社IDOM(イドム)が運営。

料金は車種別ではなく定額制で59,800円プラン、79,800円プラン、99,800円プラン、プレミアムプランの4つのプランに各車両が振り分けられています。

2018年3月に年会費が廃止されましたが、同年8月に19,800円&39,800円プランの2つが新規予約停止となって若干敷居が高くなったのが残念なところ。

あと、支払方法はクレジットカードのみで、カードがなければ契約できません。

中古車なので現物が基本

基本的に差し支えのない車両が提供されますが、中古車なので内装や外装において気になる点があってもキャンセルや交換はできません。

現物のみが掲載されているので、契約したいクルマが売却されると契約できなくなってしまうという中古車リースならではのデメリットがあります。

また、公式サイトでは2018年2月時点で900車種・600台と表記されていますが、同年夏頃に予約可能な台数は200台前後とやや不安定。

短いリース期間にご注意

最短90日というのは「最低利用期間」にもなっており、この期間を過ぎれば乗り換えることができるので、かなり短い期間で次々と別のクルマに乗り換えることができます。

しかし、車種ごとに利用期限が設定されており、最長でも660日までしか利用できないので、気に入ったクルマがあってもそのクルマを長く使うことはできません。

また、公式サイトでは「シーンに応じて自由に乗り換え」…とありますが、最低利用期間の90日があるので、それほど自由な乗り換えができるわけでもありません。

最短90日での乗り換え可能というスタイルは面白いですが、最長期間は2年にも満たず延長をすることもできないので、一般的なリースよりも所有感は薄くなります。

乗り換えでリセットの長割

5ヶ月目から通常プランが月々2万円も安くなる非常にお得な割引。

ただし、適用されるのは5ヶ月目以降で、59,800円プランには適用されず、リースの最長期間が短いので恩恵はやや少なめ…といったデメリットあり。

それとクルマを乗り換えると長割はリセットされてしまうため、90日の短期乗り換えを繰り返すと長割の恩恵が全く受けられない点にもご注意。

NORELの料金面やまとめ

NORELは長期リースタイプの会社と比較されることは多いですが、基本的に短期リースをメインのサービスとしているので比較の際はご注意。

腰を据えての長期利用では料金設定上負担がやや重くなるため、その場合は長期向けのリースを検討した方がいいと思います。

色々なクルマに乗ることをコンセプトにしているので、乗り換え放題という独自サービスを楽しめない人はマッチングしにくいです。

…もしくは超短期~短期間の利用が容易なので、出張など一時的にクルマが必要になった場合などの変化に対応しやすいメリットがあります。

関連記事:「定額乗り放題…NOREL(ノレル)の魅力を解説」

カルモの料金や特徴

カルモの料金や特徴

リース期間は1~9年の1年刻みで選択可能になっており、短期~長期のニーズに対応可能という数少ないサービスです。

リース期間108ヶ月(9年)での月額料金は、60ヶ月(5年)の場合より2割以上金額は安くなりますが、総支払金額は高くなるのでそのバランスにはご注意。

もともとは重量税や自賠責までを月々の支払いに含むシンプルなプランのみでしたが、2018年9月に待望のメンテナンスパックを導入しており、整備関係を苦手にする人にも選びやすいサービスへと改善しています。

既存の車検整備費用を含まないのがホワイトメンテプランと同等で、ゴールドメンテプランではタイヤなどの消耗品交換までを含むフルメンテタイプに。

また、カーリースでは返却時に損耗度合によって精算の可能性はありますが、「返却時の原状回復費用保証」まで含まれており、かなりコストパフォーマンスのよいサービスに仕上がっています。

詳しくは「カルモの公式サイト」の説明や、無料で試せる料金シミュレーションで支払金額を確認してみましょう。

カーコンカーリースの特徴など

カーコンカーリースの特徴など

カーコンビニ倶楽部株式会社が運営するカーリースサービス。

便利なメンテナンスパック

メンテナンスパックはタイヤ4本セット、オイル交換、ブレーキパッド交換などが、リース期間別に指定回数受けられるシステム。

(※ ただし、メンテナンスパックは軽自動車のみ利用可能。)

また、メンテナンスパックの付与に関係なく、月額に含まれるのは自賠責、重量税、車検基本料金だけで、部品代や工賃は自己負担になるという点にご注意。

あと、近くにメンテナンス可能な店舗がないと活用しにくいので、事前に「カーコンカーリースの公式サイト」で対応店舗を確認しておきましょう。

契約満了後にクルマが貰える?

契約満了後はクルマをもらうという選択肢も可能で、その場合は精算なしの無償でそのクルマを引き受けることができます。(もちろん返却や乗り換えといった選択も可能。)

無償と聞くと「え?何かデメリットがあるのでは?」…と思われるかもしれませんが、別に裏も表もなく支払いもありません。

…そもそも7年か9年という長期契約の二者択一であり、総支払金額はそれなりになるため、正直なところ契約満了後にそのクルマを貰えても特別不思議なことはありません。

中途解約と乗り換え

中途解約や契約期間中の乗り換えは可能となっていますが、いずれも契約満了2年前まで利用することが条件となります。(※ 特選車は対象外)

つまり、もろコミ9では7年経過後に途中解約や乗り換えが可能、もろコミ7では5年経過後に途中解約や乗り換えが可能(特選車以外)となります。

これらの期間経過後であれば原則解約手数料は生じませんが、クルマの損耗具合による清算の可能性はあるので、清算の有無&金額を確認してから判断しましょう。

10年超のロングユース向け

軽自動車で10年超のロングユースを想定するならかなりの有力候補。

月額料金は他社と比較してもそれほどの差異はないにも関らず、最終的には無償でクルマをもらえるという点が大きいです。

(※ 金額の具体的な比較は、後半のシミュレーションを参考に。)

当然ながら毎月の維持コストは定額ではなくなりますが、リースを継続するよりも維持コストを抑えることが可能になります。

カーコンカーリースのまとめ

もろコミ月額8,000円…というキャッチフレーズが目立ちますが、これはボーナス払い込みの金額であり、均等払いでは他社と比較しても特別に安いわけでもありません。

しかし、他社と比較して月額料金がほぼ同額だった場合、最終的に清算なしでクルマを貰えるメリットがあるため、比較の際にはその点を加味しておきましょう。

長期契約で月々のコストをなるべく抑えたい、かつメンテナンス面のサポートが欲しいという場合には相性が良くなると思います。

詳しくは「カーコンカーリースの公式サイト」にてご確認ください。

関連記事:「満了で車ゲット!カーコンカーリースもろコミの魅力と注意点」

スマートビークルの料金や特徴

スマートビークルの料金や特徴

石油業界大手のコスモ石油が運営するカーリース。

選択肢の多いカスタマイズ型

個人向けカーリースでは頭金やボーナス支払いを0円としているところが多くなっていますが、あえて設定することで総支払金額を減らすこともできるため、これを選択できるという自由度については評価できる点だと思います。

(※ もちろん頭金とボーナス払いを0円にすることもできます。)

こういった選択肢があるとより多くの人に対応する万人向けのサービスとなるので、スマートビークルのプラン設計のしやすさは評価の高いポイントです。

距離制限も選択可能

走行距離制限は500~1,500kmの3つから選択をすることが可能。

1,500kmから500kmを減らしても月額料金が5,000円も違ってくるわけではありませんが、それでもコストを抑えたい場合に選択肢があるのは嬉しいところ。

…ちなみに、JAMA(日本自動車工業会)の作成した「乗用車市場動向調査(2017年度)」によると、月間走行距離1,500km以上の人は1割以下、500km未満の人は半数以上となっているので、500kmでコストを抑えることができる人は少なくないと思います。

(※ 月間走行距離を抜粋した一覧は別記事の「走行距離の平均や目安(買い替え時期など)の話」に掲載しているので、よければそちらをご覧ください。)

独自の割引特典あり!

常時活用できる割引特典のひとつが持込割引。

メンテナンスのときに車両引取りサービスを利用せず、自分でクルマを持ち込みすれば月額料金から400円割引される特典があります。

ちなみに、メンテナンスパックはサービスステーション(もしくは提携修理工場)が近くにないと活用しにくいので、契約前に位置確認を済ませておくのがポイントに。

…もうひとつはガソリン割引。

これはコスモ石油らしい特典で、選択したメンテナンスパックによって割引金額が異なります。(ホワイトで1円/L、シルバーで3円/L、ゴールドで5円/L。)

この特典は指定カードでの給油が条件となりますが、年会費無料の「コスモ・ザ・カード・オーパス」であれば維持コストを気にせず利用することができます。

スマートビークルのまとめ

国産全車種(約200弱)を選択可能とさすがの充実ぶり。

コスモ石油のサービスステーションは2,500店舗以上と数が多いので、他社よりメンテナンスパックを活用しやすいというのもメリットになるでしょう。

車両の整備や管理などメンテナンス関係に不安のある方におすすめです。

詳しくは「スマートビークルの公式サイト」
の解説や、無料で利用できる「お試し見積もり」でシミュレーションしてみるのもおすすめです。

関連記事:「デメリット・審査・評判…コスモスマートビークルを徹底解説」

軽自動車と普通車で比較してみると?

軽自動車で定番のN-BOXで比較

軽自動車で人気定番の「N-BOX」で、グレードは「G Honda SENSING」。

(※ 以下の一覧の料金はフルメンテ込み&消費税込みで掲載。)

種別スマート
ビークル
カーコン
カーリース
カルモ
108ヶ月
(9年)
23,760円/月23,820円/月
84ヶ月
(7年)
28,404円/月27,432円/月26,196円/月
60ヶ月
(5年)
31,860円/月29,396円/月
36ヶ月
(3年)
41,040円/月36,416円/月

(※ スマートビークルは走行距離制限1,500kmで試算。)

他の軽自動車を比較した一覧

種別スマート
ビークル
カーコン
カーリース
カルモ
スペーシア
HYBRID G
31,860円(5年)
27,972円(7年)

25,704円(7年)
31,124円(5年)
26,628円(7年)
ハスラー
G
30,780円(5年)
27,324円(7年)

25,488円(7年)
28,640円(5年)
25,440円(7年)
ムーヴ
L
29,808円(5年)
26,136円(7年)

22,788円(7年)
28,208円(5年)
24,360円(7年)

(※ スマートビークルはゴールドパック&制限1,500km、カーコンカーリースはメンテナンスパックあり、カルモはゴールドメンテプラン、全て付属品なしで試算。)

普通車で人気のプリウスを比較

せっかくなのでお次は普通車でも1車種を比較してみましょう。こちらも販売台数の多い人気定番のプリウスでグレードは「S セーフティープラス」です。

(※ 以下の一覧の料金はフルメンテ込み&消費税込みで掲載。)

種別スマート
ビークル
カーコン
カーリース
カルモ
108ヶ月
(9年)
41,616円/月
84ヶ月
(7年)
47,628円/月50,652円/月46,476円/月
60ヶ月
(5年)
54,540円/月52,592円/月
36ヶ月
(3年)
72,144円/月66,524円/月

他の普通車を比較した一覧

種別スマート
ビークル
カーコン
カーリース
カルモ
ノート
X
42,120円(5年)
36,504円(7年)

28,512円(7年)
33,588円(5年)
28,296円(7年)
アクア
L
41,580円(5年)
37,152円(7年)

31,428円(7年)
40,280円(5年)
35,892円(7年)
ヴォクシー
X
54,648円(5年)
48,384円(7年)

44,280円(7年)
50,000円(5年)
45,828円(7年)

(※ スマートビークルはゴールドパック&制限1,500km、カルモはゴールドメンテプラン、全て付属品なしで試算。)

(※ カーコンカーリースは普通車にメンテナンスパックを付けることができないので、メンテナンスパックなしの金額になっています。)

短期間ならNORELもおすすめ

ここまであまり触れてこなかった短期リースをメインとするNORELですが、公式サイトを確認した時点ではプリウス(S セーフティープラス)が79,800円で掲載されていました。

(※ 中古車なので常時掲載されているわけではありません。)

例えば1年という条件で比較してみるとNORELの4ヶ月間が税込86,184円、5ヶ月目からは長割適用で64,584円となるので年間合計は861,408円(車検不要&車両保険以外の任意保険込み)となります。

カルモで同車種同グレードを同じく1年でリースできますが、月々の支払いは122,364円でメンテなしのホワイトプランでも年間合計は1,468,368円となるので、一時的な利用であれば圧倒的にNORELの方が使いやすいという結果になります。

注目度の高いメンテパック

いくつか人気車種を比較してみると、車種にもよりますがおおよそカーコンカーリースとカルモは安めで、スマートビークルはやや高めといった印象になりますね。

単純な月々の支払金額の違いも気になるところですが、カーリースではメンテナンスパックも注目度の高いポイントになっています。

手厚いメンテナンスパックを付加するとやや維持コストは高くなってしまうものの、整備の手間を軽減しつつクルマを良好な状態に維持しやすいため、初心者であるほど非常に相性の良いサービスとなっています。

一口にメンテナンスパックといっても、各社でサービス内容はかなり違っているので、これの見極めはサービスを決定付ける重要な判断項目になります。

…そんな重要な要素であるメンテナンスパックについてあまり触れていないので、次項では各社のメンテナンスパックについて解説していきます。

メンテナンスパックは重要な決め手!

メンテナンスパックは重要な決め手!

まずは各社のメンテナンスパックの特徴をまとめた一覧をご覧ください。

サービス名メンテナンスパックの概要
カルモ3種類から選択・金額上限あり
・回数制限あり
・対応店舗が多い
カーコン
カーリース
1種類のみ
(軽自動車限定)
・金額上限なし
・回数制限あり
・対応店舗は少なめ
スマート
ビークル
3種類から選択・金額上限なし
・回数制限なし
・対応店舗は多め

カーコンカーリースのメンテナンスパックはこの中で最も低コストですが、各メンテ回数も最低限の回数になっており、走行距離が多い人はちょっと注意が必要です。

スマートビークルは月々の支払金額がやや高くなるものの、金額上限なし&回数制限なしなので、走行距離が多くてもカバーしてもらいやすいです。

…と、このように制限の有無と金額面のバランスは重要なポイントになってくるので、しっかりと押さえておくことがすすめられます。

クルマの稼働率が低ければカルモやカーコンカーリースでも悪くありませんが、稼働率が高い場合はスマートビークルの方が使い勝手は良くなります。

…続いてはメンテナンスには欠かせない場所の話。

例えサービス内容が自分に適したものであっても、実際にメンテナンスを受ける対応店舗が程よい場所にないと利便性に欠けます。

この中では対応する販売店が少なめのカーコンカーリースはやや不利で、2,000店舗以上あるスマートビークルはこの点においてもなかなか使い勝手はいい感じです。

カルモはオートバックス、イエローハット、コスモ石油など対応店舗は多いですが直接提携しておらず、スマホで明細を送信してその分が振り込まれるという仕組みで、手順がちょっと特殊になっているのでご注意。

カーコンカーリースは対応店舗の少なさ、メンテ回数の制限、軽自動車限定といった条件をクリアできれば低コストなのが魅力。

カルモは対応店舗が圧倒的に多いのでまず困ることは少なく、不都合が生じた場合にも場所を変更しやすいのがメリット。

単純に月々の支払いを比較するとスマートビークルはやや高めですが、クルマの使用頻度が多い人ほど相性が良くなると思います。

…カーリースの比較においてメンテナンスパックは重要ですが、各社それぞれで特色があり、人によって向き不向きが分かれると思うので、それぞれの特徴をしっかり押さえて比較の役に立てて頂ければと思います。

関連記事:「難易度は低め…カーリースの審査のポイントなど」

カーリースの比較についてのまとめ

NORELは車検費用不要&人気保険込み(車両保険以外)で気軽に利用しやすいですが、超短期間~短期間の利用向きで中期~長期的には割高になるのでご注意。

あと、独自のサービスとなっている「乗り換え放題」を楽しみたいという人であれば、短期だけでなく長期的な利用もおすすめになります。

カルモは1~9年と幅広いリース期間の設定が可能で、メンテナンスパックの導入により使い勝手が改善されて有用性が高くなっています。

フルメンテタイプのゴールドメンテプラン込みでも比較的低コストなので、コスト重視で検討する際にも候補になりやすいと思います。

カルモの公式サイトで料金のシミュレーション

カーコンカーリースは最短でも7年の長期タイプ。

長期契約の予定、メンテナンスパックを付与できる軽自動車、かつメンテナンスを行ないやすい場所であればかなり相性が高くなってきます。

加えて契約満了後も長く使用する予定であれば、クルマをもらえるという独自のシステムは大きなメリットになってきます。

・詳しくは「カーコンカーリースの公式サイト」にて。

スマートビークルもメンテナンスパックの選択がカギに。

ゴールドパックなら車検から定期メンテナンス、さらにタイヤなどの消耗品までカバーしてくれるという至れり尽くせりな整備まで含まれています。

メンテナンスや管理の手間が大幅に軽減されるため、こういった整備関係が苦手な人でも利用しやすくなるのが大きなメリットになるでしょう。

スマートビークルの公式サイトで料金のシミュレーション

関連記事:「満了で車ゲット!カーコンカーリースもろコミの魅力と注意点」

契約満了後はクルマが貰える!
契約満了後はクルマが貰える!

「もろコミ」でお馴染みとなっているカーコンカーリースの個人向けサービス。

最大の特長はリース期間が終了すればクルマを貰えることで、長期的にクルマを使いたいのであれば選択肢になりやすいですね。

(※ 無償なのはクルマの本体価格で手続きの諸費用は必要。)

サービス情報その他の情報
リース期間:7年・9年
メンテパック:あり
買取プラン:無償
頭金:0円
ボーナス:選択可
中途解約:可能

トータルサービス型になっているのでメンテナンスパックを利用できますが、今のところ軽自動車限定になっているのが残念なところ。

サービス開始当初より選べる車種は相当増えており、人気の車種はおおよそ揃っていますが、それでも他社に比べると取り扱い数はやや控えめ。

また、対応するもろコミ販売店があまり多いとはいえないので、地域によってはやや使い勝手が悪い場合もあるのでご注意。

N-BOX G Honda SENSING
リース期間:84ヶ月
メンテパック:あり
距離制限:2,000km
頭金:0円
ボーナス:0円
月々:23,976円

関連記事:「満了で車ゲット!カーコンカーリースの魅力と注意点」

メンテパックが人気のスマートビークル!

コスモのスマートビークルは国産全車種を選択できる充実度。

契約内容では選択できる項目が多く、自分好みにカスタマイズしやすいため、多くの人にとって都合の良い契約にしやすい適応性の高さが魅力。

サービス情報その他の情報
リース期間:3~7年
メンテパック:あり
買取プラン:あり
頭金:0円~
ボーナス:0円~
中途解約:原則不可

メンテナンスパックはホワイト、シルバー、ゴールドの3種類から選択でき、ゴールドパックはタイヤやオイル交換などの消耗品まで含めたフルメンテナンスタイプ。

丸々お任せで手間もかからないため、ゴールドパックは特に女性やシニアの方に人気で、若干コストが高くなっても利用する人が多いです。

N-BOX G Honda SENSING
リース期間:84ヶ月
メンテパック:あり
距離制限:1,500km
頭金:0円
ボーナス:0円
月々:28,404円

業界初のガソリン割引やメンテナンスの利便性などを考えると、程よい場所に店舗がないと使いにくくなるところですが、コスモ石油は比較的店舗数が多いので、こういったサービスとの相性も悪くないと思います。

関連記事:「コスモのMyカーリース…スマートビークルを詳しく解説」