料金設定が魅力!カレコ・カーシェアリングの特徴とは?

料金設定が魅力!カレコ・カーシェアリングの特徴とは?

カーシェア業界でも大手のひとつに数えられる「カレコ(careco)」。

他社より料金プランの選択肢が多く、低コストのプランもあったりと料金面に強みがあり、高級車やスポーツカーなどの車種も充実と魅力的な要素は多いです。

…とはいえ、当然ながらデメリットになる部分も少なからずあるので、良し悪し含めたカレコの情報を紹介しています。

カレコのサービス概要について

まずは簡単に特徴をまとめてみたのでご覧ください。

種別特徴
料金・10分毎で最安80円!
・月会費無料プランあり
・便利な料金自動計算
クルマ・車種は60車種以上!
・展開エリアは11都府県
・駐輪可能ステーションあり
その他・給油特典は300円割引
・チャイルドシート常設あり
・200円で1Tポイント

カレコは全体的に料金が安めに設定されており、コスト重視で比較するなら外せないサービスのひとつになると思います。

特に平日限定ではあるものの10分毎80円の平日プランは、人によってはメインサービスにできるほど格安な料金設定が魅力となっています。

また、取り扱い車種は業界でもトップクラスの60車種以上になっており、ベンツ、レクサス、スポーツカーなど普段乗れないクルマを楽しむことができます。

残念ながら展開エリアは東京23区が中心になっており、高級車が設置されている地域も多いわけではないので、特に車種にこだわる場合は事前のステーションチェックは重要。

カレコでは比較的頻繁に車種を増やしたり料金の値下げを行なっていますが、他にも駐輪可能ステーションの導入やTポイントの導入なども行なっており、以前より使い勝手が良くなっているのも嬉しいところです。

…とりあえず、ごく簡単にまとめるとこういった感じになりますが、もっと細かく見ていくと向き不向きが明確になってくるので、それも含めて以降の各項目で解説します。

カレコの料金プランについての解説

カレコの料金プランは他社大手と比べても選択肢が多く、3つのプラン&4つの車両クラスによって構成されています。

3つの料金プランのうち最も万人向けになっているのがベーシックプラン、平日なら格安の平日プラン、そして維持コスト無料の月会費無料プランがあります。

車両クラスは安い順にコンパクトクラス、ミドルクラス、ベンツクラス、プレミアムクラスとなっており、例えばベーシックプランでコンパクトクラスを利用する…といった感じで、各プランと各クラスを組み合わせて利用します。

押さえるべき各プランの特徴

ベーシックプラン

カレコの料金プランの中で最も基本的なプランとなるのがベーシックプランで、特定の条件などがないので様々な状況で使いやすい汎用的なプランです。

ベーシック=基本…とはいえ、他社と比較しても低コストに抑えられており、その使い勝手の良さは意外に侮れません。

・ベーシックプラン&コンパクトクラスで10分毎130円、6時間パックで3,800円。

…逆にいうと特化した性質を持つ他のプランには勝てない場合もあるので、そちらとの相性をチェックするのが先になるでしょう。

平日プラン

他社にはない独自性を持ったプランがこの平日プラン。

平日の利用であればベーシックプランよりさらに安い料金で利用できますが、休日に利用する場合は逆に割高になるというのが特徴のプランです。

・平日プラン&コンパクトクラスで10分毎80円、6時間パックで2,800円。

驚異的なのはやはり10分毎80円というところで、カーシェア業界でもこれだけ安く利用できるのは希少な存在。

カレコでの最低利用時間は30分となっているので、実際の利用では最低240円からとなりますが、1時間利用してもなんとたったの480円!

これはいわゆるワンコインランチより安い計算になるため、クルマの主な利用目的が近所の買い物だけという場合は一考の価値ありではないかと思います。

…ちなみに、他社では最低15分から利用可能というところが多く、15分毎200円前後が相場となっているので、やはり驚くべき料金設定といえますね。

月会費無料プラン

2018年4月に新しく追加されたのが月会費無料プラン。

内容は他社の月額無料プランと同様で、毎月定額で生じる月会費が無料になるので、維持コストが気にならないというのがメリット。

ただし、料金設定はベーシックプランよりも全体的に高めに設定されており、「無料利用分」の関係もあるので一定の利用があるならベーシックプランの方がお得です。

(※ 無料利用分の解説は次の項目にて。)

・月会費無料プラン&コンパクトクラスで10分毎160円、6時間パックで4,600円。

月会費無料プランが合うのはドライブや旅行をたまにする人、半年に1回程度の帰省、カーシェアを複数利用する場合のひとつ…などで活用できるプランです。

…あと、月会費有料のベーシックプラン&平日プランは2ヶ月前から予約可能で、絶対に使いたい日を早めに押さえることができます。

しかし、月会費無料プランでの事前予約は2週間前となっており、料金以外でもやや利便性に欠ける部分があるのでご注意。

…それぞれ特色の異なるプランを提供することにより、さらに多くのニーズに応えやすくなっているという点はカレコならではの魅力ではないかと。

プランによる月会費の違い

各プランで月会費の扱いも異なり、それによって使い勝手も違ってきます。

まず、月会費有料になるのがベーシックプランと平日プランの2つで、月会費無料になるのは月会費無料プランのみです。

月会費有料プランは毎月980円を必要としますが、いずれのプランでも同額の無料利用分980円が付与される仕組みになっています。

対して月会費無料プランは月会費が0円で無料利用分も0円です。

種別月会費有料月会費無料
ベーシック
プラン
平日
プラン
月会費無料
プラン
月会費980円980円0円
無料
利用分
980円980円0円

無料利用分は月会費の割引には使えず利用料金にしか使えないので、例えばその月の利用料金が980円以上なら無料利用分を最大まで使用でき、実質的に月会費は0円ということになります。

・1ヶ月の利用合計が2,000円の場合、月会費980円+1ヶ月利用分2,000円-無料分980円=その月の請求金額は2,000円に。

・1ヶ月の利用合計が500円の場合、月会費980円+1ヶ月利用分500円-無料分500円=その月の請求金額は980円に。

要は利用の有無に関係なく最低でも980円以上が必要になるという仕組み。

基本的に毎月980円以上利用するなら月会費有料プランの方が適しており、利用しない月数が多い人ほど月会費無料プランが適していることになります。

関連記事:「使い方次第!カーシェアリングの月額無料プラン」

夜間パックの6時間以内がお得!

カレコの魅力は距離料金の加算方法が他社と違うこと。

他社では利用するパックによって距離料金の加算を決定しますが、カレコでは全てのパックを対象に時間で判断する仕組みになっています。

6時間以内の利用距離料金は0円/km
(通常料金やパック全対象)
6時間を超える利用距離料金は16円/km
(月会費無料プランは18円/km)

カレコではこの仕組みが夜間パックにも適用されるため、一般的に距離料金が加算される夜間パックであっても、6時間以内の返却であれば距離料金は加算されません。

これによりカレコが提供する全プランでの6時間パックよりも、夜間パックで6時間以内返却の方が料金を安くすることができるというわけです。

カレコの夜間パックについては別記事の「最強の6時間!カレコの夜間パックは要チェック!」にて詳しく書いているので、よければそちらをご覧ください。

利用料金の完全自動計算が便利

一見すると地味だが実はかなり利便性の高い機能。

カレコでは「完全自動計算」で最安の利用料金が選択されるため、事前にパックを選んでから利用するといった手間が必要ありません。

予約のときには予約時間を設定するだけで、最も安い利用料金になるように適切なパックで概算料金が算出されます。

…例えば、6時間で予約して4時間で早期返却すると、通常料金の計算ではベーシックプラン&コンパクトクラスでも130円(10分毎)×6×4時間=3,120円になります。

同プラン&同クラスの6時間パックは3,800円で通常料金の方が安くなるため、最終的な支払金額は通常料金での3,120円となります。

実は前項目で紹介した「夜間パックで6時間以内の返却」というテクニックも、条件さえクリアしていれば自動計算により6時間パックではなく夜間パックが適用されます。

これは実に手間のかからない便利な機能ですね。

料金の完全自動計算はあまりアピールされない地味な機能ですが、もともと全体的に安いカレコの料金をさらにコストダウンしやすくなるため、カレコの使い勝手を底上げする機能となっており非常に便利です。

「カレコの公式サイトで詳細を確認」

他社と比べても料金が安い

カーシェアで最も関心度の高い項目はやはり利用料金。

大手4社の1時間の利用料金を比較したのが以下の一覧になります。

種別利用料金
カレコ
(平日プラン&コンパクト)
480円
カレコ
(ベーシック&コンパクト)
780円
オリックスカーシェア
(個人A&スタンダード)
800円
タイムズカープラス
(ショート&ベーシック)
824円
dカーシェア
(スタンダード)
880円

やはり平日プランはダントツ!

基本となるベーシックプランでも他社よりお得になっているので、コストを節約したい場合にも使いやすいと思います。

…せっかくなのでついでに6時間パックも比べてみましょう。

種別利用料金
カレコ
(平日プラン&コンパクト)
2,800円
カレコ
(ベーシック&コンパクト)
3,800円
オリックスカーシェア
(Aプラン&スタンダード)
4,250円
タイムズカープラス
(クラス共通パック)
4,820円
dカーシェア
(スタンダード)
4,950円

カレコは6時間パックでもやはり他社より安くなっていますね。

カーシェアでは特に6時間以内で利用するユーザーが多いといわれているので、短時間の利用料金が安いということはそれだけで強みになるでしょう。

関連記事:「料金比較!カーシェアリング4社の最安料金とは?」

地味だがお得な給油割引特典

カーシェアでは給油を行なった人に対して「給油割引特典」を付与し、給油を行なった人が損しにくいように考慮されたシステムが構築されています。

他社ではパックは割引対象外となっていますが、カレコは全利用料金(時間料金)が対象となっているため、パックに対しても利用することが可能です。

また、他社では15分相当額という時間割引ですが、カレコは300円の固定された金額割引というのも相違点。

金額が固定されている分プレミアムクラスなどではお得感はありませんが、「平日&コンパクト(10分毎80円)」なら時間に換算すると30分以上に相当する割引に。

給油に関する基本情報は以下の一覧にまとめています。

給油目安2分の1以下
給油方法給油カード
給油対象ENEOSなど6社
給油報告必要(レシート入れより)
給油特典300円分のカレコクーポン

使い方次第ではカレコの低コストと相性の良い特典になります。

関連記事:「抜群の相性!カレコの給油割引特典は優れもの?」

カレコのちょっと微妙なところ

カレコは主に料金設定と車種においてアドバンテージを持っていますが、細かく見ていくとやはりデメリットにあたる部分もそれなりにあります。

例え料金が安くて車種が豊富であっても人によっては相性が悪いケースもあるので、事前にデメリットはある程度チェックしておいたほうがいいでしょう。

いくつか挙げると料金面で気になるのは月会費無料プランの利用料金、選択肢の多い料金プランなど、車両については利用可能な地域や設置台数があまり多くないことなど気になる点はそれなりにあります。

カレコのデメリットについては別記事にまとめているので、会員登録の前にしっかりチェックしておいたほうがいいでしょう。

関連記事:「微妙な点も要チェック!カレコのデメリットとは?」

豊富な取り扱い車種と注意すべきこと

車種の取り扱いは大手でもトップクラスの60車種以上。

基本のコンパクトカーやミニバンはもちろんのこと、人気の高まっているSUV、普段乗る機会の少ないレクサス、ベンツ、スポーツカーなど幅広いクルマを利用できます。

SUVやベンツなどの車種が多い

SUVやベンツなどの車種が多い

残念ながら軽自動車は今のところN-BOXのみとラインナップは弱いですが、利用率の高いコンパクトカーやミニバンはかなり充実しており、国内でも人気の高まっているSUVは10車種以上と多いです。

ベンツは「ベンツクラス」という個別の料金プランが用意されているほどラインナップには力が入っており、その数はなんと20車種になっています。

高級車や外車、スポーツカーといったタイプは特に若い年齢層には人気があるので、車種のラインナップが多いと多くの層をひきつけやすくなりますね。

関連記事:「車種比較!カーシェアリング4社の高級車・ミニバン他」

エリアとステーションに注意!

カレコのステーション数は2018年5月時点で1,700弱。

1,000箇所以上というのは3本の指に数えられる程に多いですが、展開エリアは11都府県で特に東京23区に集中しているため利用できる地域は限定的。

カレコのステーション数
東京神奈川千葉埼玉
1,2331745137
愛知静岡大阪兵庫
3115229
京都岡山沖縄
1711

コスト重視では心強い低コストプランも、高級車などの魅力的なクルマも地域によっては全くの無意味というのは大きなデメリット。

当サイトでも総合評価の高いカレコはカーシェアの中でもおすすめしたいサービスですが、大前提として利用地域がマッチングしない人は少なくありません。

ステーションのマッチング

マッチングのデメリットは地域だけでなくステーションにもあります。

基本的に各ステーションの設置車両を利用するというサービスなので、展開エリア内であっても場所によっては使いたいクルマが使えない場合もあります。

例えばユーザーの中でも特に20代・30代の男性に高級車の人気は高いですが、「レクサス NX」が設置されているステーションは東京都港区に3つ、東京都江東区に1つの合計4つしかありません。

カレコユーザー全体でも支持率の高いSUVで見てみると「トヨタ CH-R」は130ステーション、「ホンダ ヴェゼル」は44ステーションと決して利用しやすい数ではないのでご注意。

特に利用したい車種がある場合は場所も重要になってくるので、契約前にはステーションだけでなく、ステーションに設置されているクルマもしっかりチェックしておきましょう。

「カレコの公式サイトで詳細を確認」

チャイルドシートの常設車両あり

業界の中でもカレコはチャイルドシートの対応に力を入れている希少な存在。

カーシェア専用車両の一部にチャイルドシートを常に装着した常設車両があり、要望もあってか少しずつではありますが常設車両が追加されています。

また、三井のリハウスの一部店舗で無料貸し出しも行なっており、チャイルドシートという点においては最も対応しているカーシェアといえます。

(※ 三井のリハウスで無料レンタルできるのはカレコ会員のみ。)

ただし、それでも常設車両が設置されているのは50箇所程度と少ないので、まだまだ多くの人がこの利点を活用するのは難しいかもしれません。

基本的には近場にチャイルドシート常設車両があればラッキーぐらいの気持ちで、ステーションをチェックしておくのがいいと思います。

関連記事:「対応と対策!カーシェアリングでチャイルドシート」

自転車駐輪可能ステーション導入

残念ながら全てのステーションではなく、対象となるのはあくまで一部のステーションですが、2018年6月より自転車を駐輪することが可能になりました。

公式サイトでは一部と発表されていますが、思っていたよりも多くのステーションで利用可能となっているのが嬉しいところですね。

ステーションがやや遠い場所にあっても、これからは自転車で行ける範囲にステーションがあればいいので、よりカレコを活用しやすくなる良い取り組みではないかと。

…ちなみに、今回は自転車のみが対象になっており、バイクや原付は駐輪不可となっているのでご注意ください。

自転車駐輪可能なステーションはステーション情報の「ステーション名末尾に自転車可」と明記されているので、ステーション検索の際にはこれを目安にしてください。

…あと、実際に利用する際はクルマを停めるスペース(車室、駐車室)の「車止めの後ろ側(車両の後方側)」なので、利用する際は正しく駐輪するようにしましょう。

詳しくは「カレコの公式サイト」をご覧ください。

関連記事:「おすすめのカーシェアリングとは…4社を徹底比較!」

会員数No.1のタイムズカープラス!
会員数No.1のタイムズカープラス!

2017年9月に業界初の全国展開を達成しており、利用可能な地域が最も多いため、国内旅行に適したカーシェアといえるでしょう。

また、2018年7月には単独で会員数100万人を突破したことが発表され、カーシェア業界では圧倒的なシェアを獲得しています。

サービス情報その他の情報
対応地域:全国最短利用:15分~
車種:30車種以上予約単位:15分毎
通常料金:最安206円給油割引:15分相当
ポイント:100円で1P学生プラン:あり

最短15分で15分毎の料金は206円。パック料金は全車種共通となっており、料金プランはとってもシンプルなのが特長。

3種類の夜間パックは使い勝手が良く、24時間利用可能というカーシェアのメリットとの相性もいい感じです。

ステーション数は1万箇所を超えていますが、毎月の新規オープンや増車の数は多く、利用できる地域は今後もさらに増えていくことが期待されます。

関連記事:「料金比較!カーシェアリング4社の最安料金とは?」

低コスト&車種の多さが魅力!

カーシェア大手のひとつですが展開は東京23区を中心としているため、利用できる地域が限定されてしまうのがやや難点。

サービス情報その他の情報
対応地域:11都府県最短利用:30分~
車種:60車種以上予約単位:10分毎
通常料金:最安80円給油割引:300円分
ポイント:200円で1P学生プラン:あり

しかし、通常プランでは10分毎130円、平日プランではなんと10分毎80円と圧倒的な格安プランが魅力的。

料金の自動計算で最安適用、夜間パックの6時間返却で距離料金無料、給油割引での金額割引など、とにかく料金面と相性の良い独自サービスが多く、価格重視のユーザーには最もおすすめのカーシェア。

また、取り扱っている車種は60以上と業界でもトップクラスの多さで、レクサスやベンツ、ロードスターなど普段乗れないクルマを楽しめます。

関連記事:「選べる車は60車種以上!カレコの使い勝手や特徴」