精度が重要!アルコールチェッカーの特徴とおすすめ

精度が重要!アルコールチェッカーの特徴とおすすめ

飲酒運転と判定されないためにも目安として便利なアイテムが「アルコールチェッカー」。

しかし、数あるアルコールチェッカーの中には粗悪品があったり、正しい使い方を理解しておかないと、役に立たないこともあるので注意が必要です。

ここではアルコールチェッカーの特徴や種類、おすすめ品などを解説します。

そもそもアルコールチェッカーとは?

2007年9月からは飲酒運転に対する罰則が強化され、2011年5月からは運送事業者が運転者に対し、アルコール検知器を使用することが義務付けられており、個人でも目安としてアルコールチェッカーへの関心が高まりました。

「アルコールチェッカー(アルコール検知器)」は、息を吹きかけるだけの手軽な作業で「呼気中のアルコール濃度」を測定できるというものです。

基本的な使用方法はどのメーカーでもそれほど大きな違いはなく、電源を入れると使用可能のランプが点灯したり音が鳴ったりするので、あとはアルコールチェッカーに向けて息を吹きかけるだけ。

測定が完了すれば結果が数値として表示される…といった感じになります。

アルコールチェッカーの種類

市販されているアルコールチェッカーは以下の2種類があります。

基本使い捨てタイプ半導体式ガスセンサー
(半導体センサー)
高精度タイプ燃料電池式ガスセンサー
(電気化学センサー)

…それぞれの特徴やメリット、デメリットは以降の各項目にて解説。

半導体式ガスセンサーについて

一般家庭用のガス警報機にも用いられている方法で、アルコールガスの濃度を半導体センサーの抵抗値の変化で測定するタイプになります。

市販で見かけるのは圧倒的にこのタイプが多いですが、製造コストを抑えた安価で低精度なものも少なくないため特に注意が必要です。

特に精度の低いものはアルコール以外のガス(タバコや歯磨き粉など)にも反応しやすく、測定の仕方による数値のばらつきも大きくなりやすいのがデメリットに。

しかし、半導体式ガスセンサーでもアルコール以外のガスへの反応を低減させた精度の高いものもあるため、一概に切り捨てるのはもったいないかもしれません。

経年変化(年月の経過による性能変化)が起こるため、基本的には1年程度が目安の使いきりタイプとなります。

燃料電池式ガスセンサーについて

呼気中のアルコールを分解して生じる電流の強さからアルコール濃度を測定するタイプで、半導体式ガスセンサーよりも正確な数値を検出できるのが特徴となっています。

半導体式ガスセンサーでは反応しやすかったアルコール以外のガス(タバコの煙や歯磨き粉など)でも反応が少なくなっていますが、全く反応しないというわけでもないので、正確な計測のためにはやはり正しい使い方が必要となります。

燃料電池式ガスセンサーは半導体式ガスセンサーに比べて製造コストが高いため、半導体タイプに比べると本体価格やランニングコストが高額になってしまうのがデメリット。

…どちらがいいかは個人が求める精度の度合いによりますが、価格と精度のバランスから「半導体式ガスセンサーの中から良品を選ぶ」…というのが一般的には多いです。

アルコールチェッカーの精度について

アルコールチェッカーの精度について

アルコールチェッカーの概要でも少し触れましたが、アルコールチェッカーは精度の低いものほど、アルコール以外のガスにも反応しやすくなってしまいます。

センサーのタイプによっても異なりますが、精度を高めるには利用する側でも、反応してしまうようなものを計測前に口にしないなどの配慮が大切なポイントになります。

アルコールチェッカーの使用前に注意しておくべき代表的なものは以下のとおり。

たばこ
たばこの煙に含まれる一酸化炭素に反応します。一酸化炭素は「たばこの三害」に含まれる人体に有害性のある物質でもあり、たばこの不完全燃焼によって生じます。
メントール(メンソール)
ミント(和名ハッカ)の成分名がメントール。食べるとスースーとした感じのする成分で、一部のガム、歯磨き粉、マウスウォッシュなどに使用されています。
キシリトール
キシリトールは甘味炭水化物の一種。これもキシリトールガムなどガムに使用されているのを耳にすることが多く、フリスクなどにも含まれています。
アセトン
体内の脂肪が燃焼されるときに生じるのがケトン体の一種である「アセトン」です。
通常、最初にエネルギーとして消費されるのはブドウ糖ですが、血糖コントロールがうまくできないなどで体内のブドウ糖が不足すると、次に消費される脂肪が燃焼されることで呼気中のアセトンが増加するというわけです。
糖尿病を発症するとアルコールを飲んでいなくても呼気中のアセトンが増加するため、アルコールチェッカーが反応しやすいというわけですね。
他にも妊娠によるつわり、糖質制限ダイエットなどによっても糖質不足を招きやすく、呼気中のアセトン量が増えてしまう可能性があります。

アルコールチェッカーの精度を高めるためには正しい計測方法は大前提となりますので、特に上記一覧のような代表的なものには注意しておきましょう。

(※ アルコールチェッカーの測定結果に影響を与える物質についてもっと詳しく知りたい方は、「株式会社パイ・アール公式サイトのFAQ」をご覧ください。)

精度の低い非認定品には御用心!

精度の低い非認定品には御用心!

飲酒運転の防止を目的としてアールコールチェッカーを購入する人も多いと思いますが、安かろう悪かろうの粗悪品も多く出回っているので注意が必要です。

国民生活センターが2014年に行なった調査によると、調査対象となった商品のいくつかは説明書の表現が曖昧で、吹きかける距離や強さが明確でなく、測定方法により数値が大きく変化したものも確認されています。

また、測定時に距離を離すと測定結果が低くなってしまう…というのはまだ理解できますが、逆に数値が高くなってしまうもの、吹きかける呼気量を増やすと数値が低く表示されたり、測定値が0になってしまうものなどが確認されています。

今回の機能テストは短期間で行なわれていますが、半導体式ガスセンサーは経年変化もあるので、「使用+経年」で考えると比較的短期間のうちに精度が低下する可能性が高くなるということが考えられます。

(※ 参考資料 「息を吹きかけて呼気中のアルコール濃度を調べる測定器」 国民生活センター)

…こういった質の悪いアルコールチェッカーを選ばないためにおすすなのが、「アルコール検知器協議会(J-BAC)」が認定するアルコールチェッカーを選ぶことです。

この認定アルコールチェッカーは、J-BACが策定したガイドラインの要件をクリアしたものだけが認定品となるため、測定精度への信頼度がより高くなります。

ちなみに、J-BACの認定品となったものでもピンキリはあるので、その中でも価格の安いものそれなりの精度だったりしますが、どれを選べばいいのか分からないという場合は認定品から選ぶのがいいかなと思います。

価格と寿命のおおよその目安

通販などを調べてみても1,000円程度で購入できるアルコールチェッカーが出品されていますが、このあたりはかなり精度が不安定な可能性が高いので注意が必要です。

基本的に1,000円台で購入できるものは精度に全く期待しない、お試しやお遊び程度に使うものと考えていいかなと思います。

2,000~3,000円台からはタニタなどの認定品も含まれるため、この価格帯で探すならタニタ製はまずまずといったところ。しかし、アルコールチェッカーはこの価格帯でも精度はいまいちなので、この価格帯は精度よりもコスト優先ということになります。

7,000~8,000円になってくると、この業界でも大手のソシアックシリーズがあり、こういった機種がやっとコスパのバランスがちょうどよくなってくる印象で、おおよその目安ですが精度を求めるならこのくらいが最低ラインだとも思います。

10,000円以上になってくると精度優先で選択できる機体が増え、20,000~30,000円以上になってくるとさらに高精度な燃料電池ガスセンサータイプといった感じになります。

寿命については「年数もしくは回数」がある程度決められており、アルコールチェッカーのほとんどは購入後1程度(長くて2年)しか使えるものはなく、回数については価格帯にもよりますがおおよそ1,000~5,000回前後といったところが目安になっています。

(※ 年数や回数は取扱説明書などに明記されているので購入前にご確認を。)

燃料電池ガスセンサーは定期メンテナンスとして約1年単位で10,000~20,000円(機種によって異なる。)が必要となってくるため、精度は抜群に高いですがとにかく必要なコストも高いのがネックといえます。

価格や寿命については商品によってちょっとずつ違ってくるので、これはあくまでおおよその目安として書きましたが、こういったことを参考にしながら自分に合ったアルコールチェッカーを探して頂ければと思います。

警察が使っているアルコールチェッカー

警察が使用しているアルコールチェッカーは、ガス検知器などの測定機器、警報機器の製造販売を行なっている光明理化学工業株式会社が製造した「北川式飲酒検知管SE型」。

これを入手できたら手っ取り早いのですが、警察関係者以外には販売されていないため一般人が入手することは不可能となっています。

おすすめのアルコールチェッカーとは?

タニタ「アルコールチェッカー EA-100」

先ほども紹介したJ-BACから認定された商品の中でも、知名度が高く比較的低コストなタイプがタニタの「アルコールチェッカー EA-100」です。

タニタというメーカーへの知名度もあってかランキングなどでも上位に食い込んでいる人気の一品となっています。

J-BAC認定
測定方法半導体式ガスセンサー
使用回数購入後1年
もしくは1,000回測定
寸法(mm)幅32、高105、奥17
重量約31g

認定品の中でも3,000円前後で購入可能と低コストなのが売り。

家庭用アルコールチェッカーとしては初のメモリー機能が実装されており、前回測定値との交互表示、増減比較が可能となっています。

しかし、アルコールチェッカーはコストが精度に直接影響する傾向が強く、個人的な性能評価としてはちょっと物足りない印象。あくまで「おおまかな目安として」…といった使い方が妥当な一品かと思います。

あまりコスパがいいともいえず、どちらかといえばパフォーマンスよりもコスト重視向け。

中央自動車工業「ソシアックシリーズ」

もうひとつはアルコールチェッカーとしては代表格ともいえる中央自動車工業製の「ソシアックシリーズ」です。

(※ ソシアックシリーズは各協会、官公庁、地方自治体など20,000以上で採用されているという実績あり。)

ソシアックシリーズの中では最もスタンダードなタイプで低コストなのが「SC-103」。

J-BAC認定
測定方法半導体式ガスセンサー
使用回数購入後1年~1年半
もしくは5,000回測定
寸法(mm)幅45、高120、奥22
重量約85g

価格は7,000円前後とちょっと高くなってしまいますが、これぐらいのものから測定の精度がぐっと高まるため、コストとのバランスを考えてもこのあたりからがおすすめです。

…そして、さらにアルコールガス以外への反応を低減させ、誤検知を減らせるタイプが「ソシアック SC-402」になります。

J-BAC認定
測定方法MEMS半導体式ガスセンサー
使用回数購入後1年~2年
もしくは5,000回測定
寸法(mm)幅48、高135、奥23
重量約110g

アルコールチェッカー業界初のハイブリッドセンサーを使用した一品。

「MEMS(メムス)」とは「Micro Electro Mechanical Systems」の略称で、機械部品と電子回路を集積した「微小電気機械システム」をさす言葉です。

価格は1万円ちょっとと高めに設定されていますが、このレベルになるとさすがに納得のできる精度を実感できると思います。

これよりさらに高い検知性能を求めるのであれば、半導体式ガスセンサーよりも燃料電池式ガスセンサーを選ぶのがおすすめです。

しかし、燃料電池式はいずれも3万円を超えるものがほとんどなので、コストパフォーマンスのバランスを考えると、ソシアックシリーズを選ぶといったパターンが多いようです。

アルコールが抜ける時間については、ちょっと手間ですがある程度計算で予測(あくまで目安)することも可能なので、アルコールチェッカーと併用するという方法もおすすめです。

関連記事:「運転OK?アルコールが分解されて抜ける時間」

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