匿名OK!個人情報なしで買取相場を調べる方法

匿名OK!個人情報なしで買取相場を調べる方法

クルマの売却や買い替えを検討する頃に気になるのが買取相場。

そもそも買取相場は市場での取引価格を意味しており、多くの要素が絡んで複雑に変動することが一般的です。

絡んでくる要素は車種や走行距離など多くありますが、結局のところ重要なのは人気、つまりは需要があるかどうか。

10年落ちの低年式(年式の古いクルマ)や走行距離10万km超えであろうと、需要のあるクルマは高く売れ、需要がなければ安くなる…というのが買取相場の基本。

…とはいえ、そんなこと素人目では分かりません。

そんなときの下調べに役立つのが買取相場をオープンに公開しているサイトで、利便性の高いサイトやその特徴などを解説しているのでご覧ください。

匿名OKの買取相場サイトの紹介

買取相場を「個人情報登録なしの匿名」で閲覧できるサイトはいくつかあります。

しかし、精度が低すぎたり画面の操作性が悪いものもあるので、特におすすめできる情報サイトを3つのタイプ別&特徴も含めた形式で紹介します。

匿名で定番のメーカーサイト

匿名で価格調査ができるといえば「トヨタの下取り参考価格情報」「日産の下取り参考価格シミュレーション」を推奨されることもありますね。

しかし、まずこちらは「下取り価格」のシミューレーションツールであり、本記事メインテーマでもある買取相場とは違うことに注意しなければいけません。

また、いずれも車両情報にて走行距離の入力項目がなく、相場精度にちょっと不安のあるツールなので、相場調査の際にはその点に注意して使い分けましょう。

下取り参考価格の調査については別記事の「査定・相場の基礎…下取り参考価格の調べ方」にまとめているので、そちらを参考にして頂ければと思います。

データ量が膨大な一覧タイプ

膨大な買取相場データを公開しているのが車選び.com

買取相場情報
タイプ:相場一覧
件数:1万以上
相場精度:○
匿名:○
メルアド:不要
車両情報:入力不要

閲覧可能な掲載台数は具体的に明記されていませんが、2019年1月の確認時点でも1万件以上のデータを確認することができました。

この手の情報サイトの中では上位クラスのデータ量で、その利点から若干マイナーな車種でも参考データを見つけやすいのが特長。

近似データを探して参考にする…という性質上、シミュレーションツールよりも手間はかかりますが、データさえあれば精度の高い情報を得ることができます。

個人情報などの登録後に買取相場の概算査定が提示されることは多いですが、これだけのデータを匿名で見放題というのは重宝します。

…ただし、ここで利用できるのは並べ替え機能だけで、探す手間を省ける絞り込み機能は備えておらず、該当データを探すのは若干手間になりがち。

じっくりと時間を掛けて探すときには悪くありませんが、手軽にぱっと調べたいという人にはちょっと不向きになるかもしれません。

買取相場の調べ方

該当ページに辿り着くまでの手数が少ないのは嬉しいところ。

車選び.com公式サイトの「右上メニュー」 → メニュー内の「車買取相場」を選択、あとはメーカーなどを選ぶのみです。

買取相場の調べ方

ズラッと取引別一覧形式で買取相場が表示されるので、あとはちょっと地道な作業ですが参考になるデータを探していきましょう。

買取相場と概算査定の違いとは?

車買取サービスの初利用では特に混同しがちなこの2つ。

一括査定サービスなどを利用してみると分かりますが、申し込み後すぐに提示される金額は買取相場ではなく概算査定であることがほとんどです。

概算査定は「概=おおむね」とあるようにあくまで目安程度なので、実際に取引する前の参考程度に考えることがすすめられます。

また、概算査定の段階で買取相場の上限額を提示する業者はほとんどおらず、概算のみで売却や買い替えを決定付けるのは早計なのでご注意。

関連記事:「売却前のリサーチ!意外と簡単な概算査定の調べ方」

実際に修復歴の有無や傷などを確認するのが「実査定」で、この実査定こそが最終的に買取相場を決定するための重要な作業のひとつとなります。

関連記事:「査定・相場の基礎…下取り参考価格の調べ方」

シミュレーションツールが便利

カービューはヤフーのグループ会社が運営する老舗サービス。

買取相場情報
タイプ:相場ツール
件数:-
相場精度:△
匿名:○
メルアド:不要
車両情報:必要
相場調査に必要な車両情報など
メーカー車種年式グレード
初度登録(年)初度登録(月)走行距離

ここで利用できるのは入力が簡単なシミュレーションツールのタイプで、一覧から参考になるデータを探すという手間がなく、短時間でパッと必要なデータを表示することができる手軽さが特長になります。

走行距離はもちろんのこと、ボディーカラーを変更した場合でもきっちり反映するので、シミュレーションツールの中では精度は高い方だと思います。

ただし、統計データから独自計算で算出するというツール、要は平均値のような数字なので、一覧系の買取相場より精度は低く、あくまで参考程度が無難です。

また、このツール専用のページではないらしく、掲載されている位置がページの中ほどとちょっとたどり着きにくいです。

…とはいえそれなりの精度がありながら、手軽&気軽に使えるツールなので、調査時の選択肢としては悪くないと思います。

買取相場の調べ方

カービュー公式サイトで、トップページ直下のメーカーと車種名は「適当」に入力(※ ここは適当でもOK!)し、「今スグ一括査定依頼をスタート」を選択。

買取相場の調べ方

車両情報&個人情報の入力を求められる画面になるので、それらを全て無視して一番下の「お問い合わせ」を選択。

買取相場の調べ方

カービューというタイトル直下にあるメニューの「車売却について調べる」 → その中の「車買取相場について調べる」を選択。

買取相場の調べ方

あとは調べたいクルマのメーカーなどを入力すれば、シミュレーションツールが利用できるページへ移動できます。

シミュレーションツールその2

グーでお馴染みのグーネット買取で利用できる買取相場シミュレーションツール。

買取相場情報
タイプ:相場ツール
件数:-
相場精度:△
匿名:○
メルアド:必要
車両情報:必要
相場調査に必要な車両情報など
メーカー車種年式グレード
排気量車体色次の車検売却検討
郵便番号メルアド

こちらもカービューと同じくシミュレーションツールのタイプで、買取相場はあくまで概算という形であり精度が高いとはいえませんが、やはり相場ツールらしいお手軽さが売りといえるでしょう。

…ただし、グーネット買取相場検索の相場確認では、名前入力の必要はないので匿名となりますが、メールアドレスの入力は必要となる点にご注意。

似たようなツールとしてカービューは匿名&個人情報入力なしで、それなりに多彩な情報も確認することはできますが、人によってはやや画面操作しづらい印象も。

グーネット買取の方がパッと確認できるという点で視認性が高く、シンプルで分かりやすい反面、メールアドレスが必要となるといった違いがあります。

おおまかですがこういった相違点に注意して好みで使い分けるのがいいでしょう。

買取相場の調べ方

まずは、グーネット買取公式サイトの「買取強化店を探す」を選択します。(※ 都道府県、メーカー、車種は未入力のままでOKです。)

買取相場の調べ方

次の画面では途中の項目は全て無視して構わないので、そのまま一番下まで移動し、「グーネット買取 買取相場検索」を選択してください。

買取相場の調べ方

あとはメーカー、車種、年式などの詳細な車両情報を入力すれば、概算の買取相場が未来予測付きで表示されます。

若干複雑な匿名と個人情報

ここで強く関連してくる名前とメールアドレスについて。

匿名の匿は「かくす」を意味する言葉で、これは文字通り実名をかくすという名前限定の意味でもあります。

ちょっと複雑になってくるメールアドレスですが、個人情報保護法でメールアドレスは個人情報と定義されています。

2005年4月に施行された個人情報保護法では、厳密には個人情報に該当するケースとしないケースがあり曖昧な状態でしたが、2017年5月に施行された改正後の個人情報保護法では定義がより明確になり、メールアドレスも個人情報として扱われます。

厳密には匿名の方が狭義、個人情報の方が広義になるので、買取相場の確認用サイトを探すときの参考にしてください。

売却実績を確認できるタイプ

少ない手間でオークションを利用できるユーカーパック。

電話&査定1回のオークションばかり注目されがちですが、実際の取引データを詳細まで閲覧可能にした優良コンテンツがとにかく便利!

買取相場情報
タイプ:相場一覧
件数:5,000以上
相場精度:◎
匿名:○
メルアド:不要
車両情報:不要

走行距離、ボディーカラー、グレードなどの情報はもちろんのこと、取扱説明書などの各種書類、数十枚にも及ぶ車両画像、査定点数&査定詳細など詳しすぎる情報をじっくり確認できるという充実振り。

近似データを探すタイプですが複数の絞り込み機能を備えているため、時間をかけずにデータを探すことができる点もプラス評価です。

また、本テーマである買取相場については、実査定段階での買取相場、最終的に確定した買取金額まで掲載されています。

まさに「売却実績」の名称にふさわしく、匿名で近似データを参考にしたい場合は間違いなく最有力候補。

ただし、運営開始が2016年からと歴史が浅く、閲覧できる総データ数も1万件に満たないので、近似データが見つからない可能性が少なくありません。

関連記事:「電話も査定も1回で競売に!ユーカーパックの流れ&デメリット」

買取相場の調べ方

ユーカーパック公式サイトの途中の入力画面などを全て飛ばし、一番下のメニューで「お問い合わせ」を選択。

買取相場の調べ方

お問い合わせ画面になると右上にメニューが出るので、その中から「車査定・車買取相場一覧」を選択。

買取相場の調べ方

あとは任意で絞り込みをかけるなどして必要な相場データをご覧ください。

買取相場に重要な要素

そもそも買取相場を算出するのに関係する要素は何?…という話。

一括査定などの申し込み画面を見ると分かりますが、サービスによって必要項目は若干異なるものの、つながりの強い要素が入力項目になっているので一目で分かります。

その中でもいくつかをピックアップして簡単に解説すると…

■ 走行距離
そのクルマの使い方という要素も絡んでくるので、単純に走行距離の数字だけ重要というわけではありません。

しかし、例えば過走行とされる年1万km超とその半分程度の年5,000kmなどを、単純に走行距離だけで比較しても同価値ということはありません。
「走行距離の平均や目安(買い替え時期など)の話」

■ ボディーカラー
色の選択肢は個人の自由ですが、いずれの車種でも無難とされるのは白、黒、シルバーで、車種によってはイメージにマッチしたボディーカラー、もしくはイメージに合わない不人気色も相場に影響します。

最終的に買取サービスを意識するならこういった人気色、売却金額を意識しないなら完全に好み…といった感じで最初に検討しておくのがいいかもしれませんね。
「おすすめもご紹介…車の人気色などについての話」

■ グレードや年式など
買取相場に関係する要素については車選び.comの「車買取マニュアル」にも掲載されており、他にもグレード、年式、事故歴、オプションなども関係します。

(※ 車選び.comのメニューにある車買取マニュアル → 車売却マニュアルの「車売却の第一歩は買取相場の確認」にて。)

車選び.comの公式サイトはこちら

…ちなみに、買取相場の確認ができるサイトでユーカーパックを最有力としたのは、これらの要素を含めてさらに詳しい情報を確認でき、加えてその買取相場と実際の取引金額が掲載されているので、ユーザーの利便性から考えて推奨としました。

■ 売却時期
売却時期も実は買取相場を決める重要な要素のひとつ。

確かにクルマには1年の中で高く売りやすい特定時期はあります。

しかし、クルマの価値は徐々に低下していくことが一般的で、時期を待つことが得策になることはほとんどありません。

売却時期のスケジュールを組んで早めに行動するのもポイントになります。

関連記事:「最適なタイミングとは?車を売る時期について」

販売金額から買取相場を予測!

各買取サービスで公開している買取相場情報を参考にする方法ではなく、中古車販売サイトで提供されている実際の販売金額から逆算する方法もあります。

それは業者が得る利益分として考えられている「0.15」を差し引いた「0.85」を販売価格に掛けて買取相場を算出するというもの。

販売金額から買取相場を予測!

自分でいちいち計算するという手間はありますが、数多くの販売データを利用できることが利点になります。

例えばカーセンサーは2019年1月時点でも40万台以上の中古車情報を掲載しているので、より多くの車種を調べることができますね。

…ただし、これは買取相場の限度額を算出する方法で、実際に取引された金額を算出するわけではありません。

同じようなクルマでも傷やへこみなど、買取相場に関係する要素は多いため、あくまで近似データとして参考にするのがいいと思います。

関連記事:「目指せ10万UP!車を高く売る5つの方法」

特定車種の買取相場を実際に調査

せっかくの機会なので、ここまでに紹介した車選び.comとユーカーパックの買取相場、トヨタ下取り参考価格情報を加えた相場の調査結果を掲載しています。

まずは比較的データを照合しやすい「トヨタ プリウス」で。

トヨタ
下取相場
車選び
.com
ユーカー
パック
トヨタ プリウス 1.8 S LEDエディション、年式:2011年、走行距離:5~6万km、カラー:Pホワイト
39.0万円
(2019年1月)
68.7万円
(2018年9月)
82.0万円
(2018年10月)
トヨタ プリウス 1.8 S ツーリングセレクション、年式:2010年、走行距離:7~8万km、カラー:ブラック
47.0万円
(2019年1月)
82.5万円
(2018年12月)
94.0万円
(2018年3月)
トヨタ プリウス 1.8 S、年式:2009年、走行距離:4~5万km、カラー:シルバー
1.0万円
(2019年1月)
38.8万円
(2018年11月)
52.1万円
(2018年9月)

(※ 参照データ:トヨタ下取り参考価格情報

…ちなみに、これは利用するサイトの優劣ではなく、単に今回紹介した方法でこれだけの情報が分かる…という結果を一覧にまとめているだけです。

実際には傷やへこみなどのもっと詳細なクルマの状態が加味され、減額することもあれば増額するケースもあるので、この情報だけで優劣をつけることはできません。

せっかくなので他のクルマも少し見てみましょう。

トヨタ
下取相場
車選び
.com
ユーカー
パック
トヨタ アクア 1.5 S、年式:2012年、走行距離:3~4万km、カラー:シルバー
42.0万円
(2019年1月)
54.8万円
(2018年12月)
66.3万円
(2017年5月)
トヨタ アクア 1.5 G、年式:2013年、走行距離:2~3万km、カラー:ブラック
56.0万円
(2019年1月)
89.3万円
(2018年12月)
77.2万円
(2018年4月)
トヨタ ヴォクシー 2.0 ZS 煌、年式:2011年、走行距離:4~5万km、カラー:ブラック
75.0万円
(2019年1月)
141.5万円
(2018年10月)
100.0万円
(2018年8月)
ダイハツ タント 660cc G、年式:2012年、走行距離:2~3万km、カラー:ブラック
36.0万円
(2019年1月)
56.7万円
(2018年10月)
68.0万円
(2017年3月)

各金額について補足すると…

まず、下取り参考価格情報は走行距離を入力できないので、残念ながら精度の高い情報は望めず、上記のような比較には不向きかもしれません。

車選び.comは2004年運営開始ということもあって掲載データ量が多く、参考データを比較するのにはやはり使い勝手がいいです。

ただ、実際に調査で使うとやはり絞り込み機能がないのは少し残念。

車選び.comの公式サイトはこちら

ユーカーパックは掲載台数こそ多いとはいえませんが、1件1件の詳細データは群を抜いており、加えて絞り込み機能ありと匿名での買取相場調査には最適。

ユーカーパックの公式サイトはこちら

以前より買取相場をオープンに公開しているサービスが増えており、ネットからの調査のみでかなりの情報収集が可能になりましたね。

より良い売却方法を選ぶための判断材料としてぜひご活用ください。

関連記事:「平均10万円以上の違い?車を売るならどこがいいのか」

大切な愛車を高く売る!
大切な愛車を高く売る!

2007年に買取査定サービスを開始した「かんたん車査定ガイド」は、2017年9月で利用実績が280万人を突破しました!

サービス情報買取業者情報
買取形式:一括提携業者:42社
利用料金:無料査定依頼:最大10社
入力項目:9項目業者選択:不可
入力目安:45秒対応地域:全国
売却実績①…トヨタ プリウス
年式
2010年
走行距離
6~7万キロ
査定日
2015年9月
+30万円の100万円で売却。
売却実績②…トヨタ ランドクルーザー
年式
2008年
走行距離
5~6万キロ
査定日
2015年7月
+60万円の460万円で売却。

運営会社であるエイチームライフスタイルは東証一部上場のエイチームのグループ会社で、査定申し込み後はすぐに概算査定が提示されます。

厳選な審査をクリアした優良な「JADRI会員のみ」で構成されているため、買取によるトラブルが起こりにくく、2016年4月~2017年3月に行なわれたアンケートでは平均10万円以上も高く売れたことが明らかに!

競売システムで高く売る!
競売システムで高く売る!

独自のオークションシステムで買取サービスを開始したのが「ユーカーパック」。

サービス情報買取業者情報
買取形式:競売業者数:2,000以上
利用料金:無料査定依頼:査定1回
入力項目:7項目業者選択:-
入力目安:30秒対応地域:全国
売却実績①…トヨタ プリウス
年式
2016年
走行距離
9,906km
査定日
2018年2月
+39万円の175.6万円で売却成立。
売却実績②…トヨタ アルファード
年式
2012年
走行距離
34,242km
査定日
2018年6月
+61万円の230万円で売却成立。

電話のやり取り&実査定は1回だけ!独自オークションで買取業者との直接交渉をする必要はなく、売り手が少ない手間で高く売りやすいという革新的なシステムが特長。

(※ 2018年5月の車種別平均入札件数はトヨタ ハイラックスサーフが1位で34.4件、トヨタ アルファードが29.1件、ホンダ ステップワゴンスパーダが29.0件という結果に。)

出張査定手数料、オークション出品料、成約手数料など完全無料で利用できるなどユーザーにありがたいサービス。