かんたん車査定ガイドの利用実績は2017年9月でなんと280万人を突破!
サービスを開始したのは2007年、その実績は10年以上となっており、車の一括査定サービスとしては老舗のひとつといえるでしょう。
ここではそんなかんたん車査定ガイドの特徴などを詳しく解説しています。
かんたん車査定ガイド買取基本情報
まずは基本情報を一覧にまとめているのでご覧ください。
サービス情報 | |
---|---|
買取形式:一括 利用料金:無料 入力項目:9項目 入力目安:45秒 | 概算査定:○ 相場情報:△ 実績情報:△ – |
買取業者情報 | |
提携業者:42社 査定依頼:最大10社 | 業者選択:不可 対応地域:全国 |
運営会社である「エイチームライフスタイル」というのは、東証1部上場している「エイチーム」のグループ会社です。
2007年にエイチームが開始したかんたん車査定ガイドを、エイチームライフスタイルが引き継いで運営しています。
肝心のサービス内容について簡単に解説すると、このサービスを通じての各買取業者への出張査定依頼は完全無料となっており、入力はたったの9項目なので1分以内に終わるといった程度で全国に対応したサービスとなっています。
そして、かんたん車査定ガイドを利用する最大のメリットは「JADRI(ジャドリ)会員企業のみ」という点です。
JADRIとは?限定する利点とは?…などについては次項で詳しく解説。
評判上々!その秘密はJADRIにあり
そもそもJADRIって何なの?
JADRIとは「日本自動車流通研究所」のことで、英語の「Japan Automobile Distribution Research Institute」の略です。
distribution(ディストリビューション、経済、流通)、research(リサーチ、調査、研究)、Institute(インスティテュート、制定、設立)。
2007年に設立された一般社団法人で、中古車流通業界の質を向上させることを主な目的として活動している団体です。
…というのも、中古車買取業界では車買取によるトラブルが一時期急増してしまったため、より公平で健全な取引が行なわれるよう働きかけています。
・JADRIの公式サイト
http://www.jadri.or.jp/
厳しい入会条件で優良企業限定
JADRIは厳格な入会規定を満たさなければ入会できない会員制になっており、この入会条件によって厳選された優良な事業者のみで構成されています。
JADRI会員企業には業界最大手のガリバーをはじめ、ビッグモーター、カーセブン、アップルなどの大手企業が加盟しています。
設立5年以上で過去5年以内に関係機関から指導や取引停止を受けていない…など、入会規定は全部で6項目あります。
JADRIの入会規定 |
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紹介による入会 |
設立5年以上の法人 |
原則展示場保有、展示場無い所は協議事項 |
過去5年以内に、メーター戻し摘発、各媒体の出稿停止されてない |
店頭、雑誌、WEBで修復暦表示など、自公協の指示通りの表示を 遵守している |
開示を定められた開示項目について開示すること(売買契約書など) |
実はJPUCとも連携している
JPUCは「日本自動車購入協会」のことでJADRIと混同されることはありますが、こちらは中古車買取によって生じたトラブルを受け付ける相談室を設けています。
車買取関係のトラブルの相談対応はJPUCなので、ユーザーにとってはJPUCの方が身近な存在といえるかもしれませんね。
JPUCは関連団体としてJADRIとも連携しており、買取に関する情報を収集、会員企業へ提供することでサービスの品質向上に努めています。
…ちなみに、JPUCのメディア会員にはここで紹介しているかんたん車査定ガイド運営のエイチームライフスタイル、カーセンサーでお馴染みのリクルート、楽天やカカクコムなども入会しています。
何か問題が生じたときは買取業者に直接問い合わせするより、JPUCに相談すれば第三者として適正な判断を聞くこともできます。
こういったトラブルといえば国民生活センター、もしくは消費生活センターへ連絡するのもありですが、より専門的な機関に相談するほうがおすすめです。
JADRIに加盟しているということはJPUCともつながりがあるので、より安心度が高まるというわけですね。
・JPUCの公式サイト
http://www.jpuc.or.jp/
買取によるトラブルが少ない!
これまでの解説で気付いた方もいると思いますが、JADRI参加企業との取引であればトラブルが少ないというのが非常に大きなメリット!
車買取のトラブルを減らしたい、入会は厳選した優良企業のみ…といった団体なので、その会員企業が不正取引を行なうわけにはいきません。
完全なトラブル率0%というのは難しいところですが、それでも限りなくそれに近い形でトラブルの少ない取引がしやすいというわけです。
仮に取引で問題を起こせば最悪JADRIからの除名処分、加えて社会的信用を失うことになるので、参加企業もそんなリスクを負うような取引はできません。
…つまり!
かんたん車査定ガイドを利用するということは、JADRI参加企業だけを対象に査定依頼をできるということであり、トラブルの可能性をできる限り低減した取引をできるというのが大きなメリットになるわけです。
一括査定を試してみたいけど初めての申し込みで不安という初心者の場合、この仕組みはより相性の良いものとなるでしょう。
関連記事:「対策方法バッチリ公開!車買取トラブルの相談事例6選」
各業者からの電話について
一括査定といえば申し込み後の各業者からの電話に驚く人も少なくありません。
かんたん車査定ガイドでは最初から業者数がかなり絞り込まれているので、言うほど対応に追われることは少ないと思います。
しかし、人口の多い特定地域では業者数が多くなることもあるので、「もう少し業者数を減らしたいかも…」と感じるケースもあります。
そんなときは業者絞り込み機能があるズバット車買取比較やカーセンサーの方が使いやすいかもしれません。
キャンセルも簡単にできる
先に触れておきますが何かあったときのキャンセル手続きも難しくありません。
公式サイト一番下のメニューにある「お問い合わせ」から、キャンセルについての入力フォームに、申し込みのときと同じ情報を入力して送信するだけです。
申し込み後、電話の前後、実査定のあとでも、売買契約成立までの正当な理由によるキャンセルは問題ありませんので、その際は遠慮することなくこの機能を活用してキャンセルを依頼するようにしましょう。
かんたん車査定ガイドの特徴
最も大きなメリットについては前項目でしっかりとご紹介したので、ここではそれ以外のメリットやデメリットについても解説します。
買取や査定に関する解説あり
買取サービスの利用が初めてだと特に便利なのが情報コンテンツ。
最近はどこの一括査定サービスでも、こういった情報が掲載されているので特筆することはないのですが、かんたん車査定ガイドでも基礎を学ぶことができます。
買取サービスに関する疑問、利用で不安に感じること、様々な不明点もあるかと思うので、それらを解決するのに役立つでしょう。
ただし、買取に関する情報収集をもっとしたい!…という場合、かんたん車査定ガイドの情報コンテンツはやや物足りないかもしれません。
そういった場合の読み物としては「ズバット車買取比較」の方がおすすめで、こちらは平均買取金額などの統計資料、買取相場シミュレーションなども利用できるので、情報収集するのであれば役に立つと思います。
申し込み後は概算査定あり
申し込み後はサイト上で概算査定が表示されるので、かんたん車査定ガイドは早い段階で相場の目安を確認できるのが利点。
…ちなみにここでいう概算査定とは、入力した車両情報から過去データを参考に算出される、幅のあるおおよその査定金額です。
かなりアバウトなのであてにできるほど精度は高くありませんが、話を進めていく上での参考金額が提示されるのは助かりますね。
グレードやボディーカラーを入力することで精度は高くなりますが、情報が細かくなった場合もしくは車両タイプによっては、該当データなしということで概算査定が表示されないケースもあるのでご注意。
基本的に取引の多い車種であれば概算査定が提示されることは多いです。
関連記事:「売却前のリサーチ!意外と簡単な概算査定の調べ方」
希少な「メール連絡のみ」あり
一括査定サービスとしては数少ない「メール連絡のみ」という選択肢あり。
一括査定は申し込み後に買取業者から一斉に連絡がかかってくるため、電話でのやり取りを特に苦手としていない人でも面食らう人は少なくありません。
ゆえに、メール連絡に限定できるというのは嬉しいポイントです。
…ただし、通常の申し込みルートではこの選択肢は登場しないため、追加の作業が必要となるのがネックなところでしょうか。
詳しい申し込み方法については、後述の「電話なしメールのみの申込方法」にて解説しているのでそちらを参照してください。
関連記事:「電話なし&メールのみ!一括査定の手間を減らす裏技」
優良だが少ない提携業者数
以前は50社程度ありましたが、2018年7月確認時点で提携企業は42社となっており、他サービスと比較しても提携企業数はかなり少ないです。
そもそもかんたん車査定ガイドは優良企業限定というのが最大の特長なので、提携企業数が少ないことは仕方ありません。
査定金額の比較対象が少なくなるのは残念ですが、他サービスよりトラブルが生じる可能性を減らせるのは大きな利点といえるでしょう。
とある市場調査会社の調べによると2015年と2016年で、かんたん車査定ガイドは一括査定サービスの中でもダントツの利用者数を獲得しており、優良企業限定という安心感が獲得につながったのかもしれませんね。
買取業者の選択はできない
一括査定サービスの中には申し込みのときに査定依頼業者を選択できるサービスもありますが、かんたん車査定ガイドにはその機能はありません。
…とはいえ、もともと提携企業を厳選しており査定依頼できる対象が多くはないため、絞り込み機能がないことはデメリットにはならないと思います。
地域次第で極端に少ないケース
公式サイトにも明記されていますが査定依頼をするのはあくまで「最大」10社で、必ず10社の買取業者から連絡があるというわけではありません。
依頼を行う地域や車種などによっては、買取業者からの連絡が3社程度もしくは1社しかない…というケースもあります。
ちなみに、最初に車体情報などを入力したあと、次の画面では査定依頼先が表示されるだけで、もうひとつ次の画面に進まない限り申し込みにはなりません。
査定依頼先の件数が少なくても出張依頼は可能なので、そのまま申し込んでもいいのですが、一括査定の魅力である複数比較の効果が薄くなるのでご注意。
依頼業者数が少ない場合の対策
そんなときにおすすめなのが提携業者数の多いカーセンサー。
カーセンサーは提携業者数の多さを最大の特長としていますが、加えて依頼業者を任意で選ぶ機能も備えています。
JADRI会員企業は一般公開されているので、それを参考に選択すればカーセンサーでもJADRI限定などの任意で絞り込んだ業者に依頼できるのです。
かんたん車査定ガイドと同様のメリットを活かしつつ、業者数が少なかった場合にも対応できるので、こうした作業が手間でなければカーセンサーもおすすめです。
また、地域に関係なく全国2,000社以上の販売業者が入札してくれる「ユーカーパック」というサービスもあるので、業者数が少ないときは検討してみましょう。
関連記事:「電話も査定も1回で競売に!ユーカーパックの流れ&デメリット」
…ん?そうなるとかんたん車査定ガイドのメリットは薄い?…と感じるかもしれませんが、少ない入力項目で概算査定まで提示、自動でJADRI限定絞り込み…という手間の少なさがあるので、この当たりは好みで選択するのがいいでしょう。
シンプルイズベストが好みであれば、かんたん車査定ガイドは操作が簡単なので、やはり初心者向けのおすすめサービスになります。
公開されている売却実績をご紹介
かんたん車査定ガイドのサイト内ではあまり多くの売却実績は掲載されていませんが、確認できた分を参考までにいくつかご紹介します。
売却実績①…トヨタ プリウス | ||
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年式 2010年 | 走行距離 6~7万キロ | 査定日 2015年9月 |
+30万円の100万円で売却。 | ||
売却実績②…トヨタ ランドクルーザー | ||
年式 2008年 | 走行距離 5~6万キロ | 査定日 2015年7月 |
+60万円の460万円で売却。 | ||
売却実績③…ダイハツ ムーヴ | ||
年式 2009年 | 走行距離 5~6万キロ | 査定日 2015年8月 |
+31万円の56万円で売却。 | ||
売却実績④…ニッサン エルグランド | ||
年式 2006年 | 走行距離 8~9万キロ | 査定日 2015年9月 |
+41万円の71万円で売却。 |
(※ 「かんたん車査定ガイド」の売却実績より)
一般的な一括査定サイトと同じく詳しい車両情報や査定評価は不明なので、あくまで参考程度にご覧頂くのがいいかと思います。
サービスによっては、売却実績を査定評価や細かい査定ポイントまで公開しているサイトもあるので、そういった買取相場に関する情報を知りたいのであれば、別記事の「匿名OK!個人情報なしで買取相場をチェックする方法」を参考にしてください。
電話なし・メールのみの申込方法
最終的な査定金額の提示には実査定が欠かせないので、出張査定をしてもらう日をあらかじめ考えておきましょう。
自分のスケジュールをある程度決めたのであれば、いよいよ公式サイトから実際に申し込みを行ないます。
車両情報などを入力後はあまり間をおかずに買取業者から連絡がかかってきますが、これには出ずにそのまま一旦放置しておきましょう。
…続いてメールのみにする手続きを行ないます。
かんたん車査定ガイドのWebサイトの一番上にはメニューがないので、一番下のフッターメニューまで移動して「お問い合わせ」を選択します。
次によくあるご質問の中から「お問い合わせ窓口」を選択、お問い合わせフォームと書かれているリンクを選択、お問い合わせ内容にあるその他ご要望の「メール連絡のみ希望」を選択、あとは必要事項入力すればOKです。
この手続きによって買取業者とのやり取りを、電話ではなくメールに切り替えることができるというわけです。
ちなみに、先にこちらのメールのみにする入力作業を送信前まで進めておき、申し込み後に即送信すれば手続きによるタイムラグを減らすこともできます。
…以上がメールのみにする方法です。
電話でのやり取りは好ましくない手段と思われがちですが、手早く迅速に話を進める場合、とにかく手っ取り早いので悪いことばかりでもありません。
実際にメールでのやり取りの方が手間という人もいるのですから。
しかし、「電話で話すのはどうも苦手」、「各業者から一斉に連絡があるのは回避したい」…といった場合には、こういった方法を利用したほうが負担にならないでしょう。
この点については個人の相性もあるので、うまく使い分けて手続きの参考にして頂ければと思います。
詳しくは「かんたん車査定ガイドの公式サイト」をご覧ください。
関連記事:「平均10万円以上の違い?車を売るならどこがいいのか」

独自のオークションシステムで買取サービスを開始したのが「ユーカーパック」。
サービス情報 | 買取業者情報 |
---|---|
買取形式:競売 | 業者数:2,000以上 |
利用料金:無料 | 査定依頼:査定1回 |
入力項目:7項目 | 業者選択:- |
入力目安:30秒 | 対応地域:全国 |
売却実績①…トヨタ プリウス | ||
---|---|---|
年式 2016年 | 走行距離 9,906km | 査定日 2018年2月 |
+39万円の175.6万円で売却成立。 | ||
売却実績②…トヨタ アルファード | ||
年式 2012年 | 走行距離 34,242km | 査定日 2018年6月 |
+61万円の230万円で売却成立。 |
電話のやり取り&実査定は1回だけ!独自オークションで買取業者との直接交渉をする必要はなく、売り手が少ない手間で高く売りやすいという革新的なシステムが特長。
(※ 2018年5月の車種別平均入札件数はトヨタ ハイラックスサーフが1位で34.4件、トヨタ アルファードが29.1件、ホンダ ステップワゴンスパーダが29.0件という結果に。)
出張査定手数料、オークション出品料、成約手数料など完全無料で利用できるなどユーザーにありがたいサービス。

2000年に自動車保険の一括見積もりを開始した「保険の窓口 インズウェブ」は、東証一部上場のSBIホールディングスが運営しておりその利用者数は900万人を突破!
サービス情報 | 提携会社情報 |
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形式:一括見積もり | 見積依頼:最大20社 |
利用料金:無料 | 対応地域:全国 |
入力目安:最短5分 | ソニー、アクサなど |
実際に初めての一括見積もりで自動車保険料が安くなったという金額は平均30,035円!その中でも5万円以上安くなったという人はなんと約2割も!
(※ 2万円~3万円未満は18%、3万円~5万円未満は23%、5万円以上は19%)
一括見積もりに参加している会社はダイレクト型(通販型)自動車保険業界で好調なソニー損保をはじめ、アクサダイレクト、三井ダイレクト損保など最大20社が対象に。